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ウシカメムシ

ウシカメムシの写真

写真ギャラリー

正面からの迫力(大阪)

特徴的な形のカメムシ(大阪)

裏側から見ても面白い(大阪)

かっこよい。白紋が目立ちます(大阪)

ギシギシの上で発見(大阪)

越冬していた成虫(大阪)

木の枝についていた(大阪)

ウシカメムシ

カメムシ科まとめ 亀虫図鑑

ウシカメムシってどんな虫?

1cmいかないくらいの小さなカメムシですが、胸部から張り出した部分が牛のツノのように見える印象深さがあります。
たまに見つけると嬉しくもなりますが、レンズを通して見た時に、小さなカメムシとは思えないような迫力が感じられることがあって楽しいですね。

ウシカメムシの写真
美しいフォルムです。

カメムシ科

昆虫の分類にカメムシ目があります。その中に含まれる「カメムシ科」の昆虫のことで「ウシカメムシ」はその一種になります。たくさんの種類がおり、ミナミアオカメムシやキマダラカメムシなどが知られています。

ウシカメムシの特徴

一番の特徴はトゲ状に強く突出した胸部のデザインです。
体色は光沢感のある黄褐色のまだら模様。黄白色の紋が2つあるのも特徴です。

同じようにトゲ状に張り出した「トゲカメムシ」という種類もいますが、体に丸みがあって雰囲気が全く違います。
ウシカメムシはお尻の先の方にゆるく尖っていく、矢じりのようなデザインをしています。

ウシカメムシ

ウシカメムシの写真
長い口吻(こうふん)のお手入れ中。
ウシカメムシの写真
上から
ウシカメムシの写真
斜めから

生態(食べ物など)

食べ物や餌(エサ)

アセビ、シキミ、サクラ、ヒノキなどいろんな植物について汁を吸います。

ツル植物やギシギシなどで見かけたこともあるので、他にも色んな植物の汁を吸っていると思われます。

ウシカメムシの写真
ギシギシを走り回っていました。

越冬、冬の過ごし方

3月の上旬に成虫で見かけたことがあります。
じっと、木の枝にしがみついていました。

ウシカメムシの写真
越冬していた成虫のウシカメムシ。

分布や生息環境

北海道から南西諸島まで全国的に見られる昆虫です。
南西諸島で見られるウシカメムシは、体長、白紋、ツノなどが全体的に小柄で、別種の可能性もあるようです。

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カメムシ科まとめ 亀虫図鑑

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この記事を書いた人

村松佳優

昆虫写真家/講師/カメラマン/ムシミルの運営。

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カメラマンやイベント運営などに携わりながら、大学の講師やクリエイターの支援活動もし、次代の育成にも力を入れて活動しています!
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