村松佳優 
写真ギャラリー
ダールマンツヤクワガタのメス
胸の尖ったハリが特徴的です
ツヤやかなボディ
大アゴは先端にギザギザがついています
スラっと伸びた大アゴ
オス
ダールマンツヤクワガタってどんな虫？
ツヤクワガタの仲間で、地域によって変化の大きいクワガタムシです。
ツヤのある身体が特徴的ですが、亜種によってはミヤマクワガタのような金色の微毛が生えるものもいます。
クワガタムシ科
クワガタムシの仲間は、甲虫（コウチュウ）目のクワガタムシ科に含まれています。「ダールマンツヤクワガタ」もその中に含まれる昆虫で、他にも「ニジイロクワガタ」や「タランドゥスオオツヤクワガタ」、「オオクワガタ」などが近い仲間です。
ダールマンツヤクワガタの特徴
ダールマンツヤクワガタでも、地域によって（亜種）アゴの形や雰囲気は大きく異なります。
ここで紹介する個体は、羽には金色の微毛はなく、アゴの形もスラっと伸びて付け根に内歯の無いタイプになります。
大アゴ
根本が強く湾曲し、そこから前方にスラっと伸びた大アゴを持っています。
オスとメス
金色の微毛は生えずに、体全体がツヤっとした印象のクワガタムシです。
オス♂
メス♀
種類や亜種
ダールマンツヤクワガタは住んでいる地域によって変化の大きいクワガタムシです。
金色の微毛が生えるタイプや、アゴの大きさ、湾曲の仕方、内歯の付き方などが変わってきます。
その特徴から、同じダールマンツヤクワガタでも9亜種や10亜種に分けられています。
フィリピンに生息するものなどは、微毛が生えずにアゴの付け根に大きな内歯が発達することから「インターメディアツヤクワガタ」として別の種類とすることもあります。
分布や生息地
ミャンマー～マレーシア、インドネシア、フィリピンなどに生息しています。
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