写真ギャラリー
タランドゥスオオツヤクワガタってどんな虫?
アフリカ最大のクワガタムシで、オスもメスも漆(うるし)を塗ったような強いツヤが特徴的です。
タランドゥスオオツヤクワガタの仲間はこの一種のみで、その見た目から他のクワガタムシとの見分けは簡単です。
タランドゥスとは「トナカイ座」のことを意味していて、そのアゴの形からトナカイが連想されたようです。
他にもタランドゥスと名前についているものでは「タランドゥスホソアカクワガタ」などが知られます。
クワガタムシ科
クワガタムシの仲間は、甲虫(コウチュウ)目のクワガタムシ科に含まれています。「タランドゥスオオツヤクワガタ」もその中に含まれる昆虫で、他にも「ニジイロクワガタ」や「ギラファノコギリクワガタ」、「ヒラタクワガタ」などが近い仲間です。
タランドゥスオオツヤクワガタの特徴
大きいものだと90mmを超えてきます。
強い光沢と幅もあることで、重量感を感じられ人気があります。
オスとメス
オスもメスも全体に強い光沢を持ったワガタムシです。
オス♂
メス♀
がっちりした大アゴ
太く短いながらも、くの字に湾曲したアゴはとても強そうです。
大型のヒラタクワガタよりも挟む力が強いと言われています。
タランドゥスオオツヤクワガタの生態
鳴くクワガタムシ
おこると「ギュー、ギュー」という低い音を出して鳴きます。
飼育下ではバイブレーションするという表現も使われ、成熟のひとつの目安にもなっているようです。
種類や亜種
タランドゥスオオツヤクワガタはこの一種のみでタランドゥスオオツヤクワガタ属を形成しています。
アフリカ西部の方には、大アゴがあまり曲がらず少しほっそりした印象の「レギウス」と呼ばれる型が見られます。
そのタイプは「レギウスオオツヤクワガタ」とも呼ばれます。
分布や生息地
アフリカ中部~西部の熱帯アフリカに分布しています。
輝く昆虫ワールドで展示されている昆虫をもっと見る!
ムシミルではたくさんの昆虫の面白い!を届けていきます。
綺麗な写真をたくさん使って紹介していますので、他の昆虫も是非ご覧になってください。
これからもムシミルをよろしくお願いします!
他の展示されている昆虫は下のバナーから!