小さな命に輝きを感じる瞬間を「月刊ムシミル」

アミメクサカゲロウ

アミメクサカゲロウの写真

写真ギャラリー

葉裏に隠れるアミメクサカゲロウ(大阪)

糖蜜にやってきた(大阪)

触角がとても長い

顔はクサカゲロウの雰囲気です

顔を上から

羽は広げてとまります

意外に毛も長め?

アミメクサカゲロウ

アミメカゲロウ目(脈翅目)まとめ カゲロウ図鑑

アミメクサカゲロウってどんな虫?

クサカゲロウと呼ばれる仲間の中で最大種です。
羽を閉じるように止まる種類が多いのですが、アミメクサカゲロウは扁平に羽を開いてとまります。
そのおかげでかなり大きく見えますね。

夏前から秋にかけて見られる昆虫ですが、成虫で越冬するため春先に見ることもできます。
冬の昆虫を探しに行ったときに3月くらいに糖蜜にやってくるのをよく見かけます。
お腹が空いているのでしょうね。

アミメクサカゲロウの写真
アミメクサカゲロウ

特徴

2cmを超える体長に、羽を広げてとまる姿が特徴的です。
羽も幅広で、網目の模様もしっかりとした見事なレースになっています。
羽を含めた体長よりも長い触角も特徴的です。

アミメクサカゲロウの写真
アミメクサカゲロウの写真
しっかりとした羽の網目模様
アミメクサカゲロウの写真
触角がかなり長い
アミメクサカゲロウの写真
横から
アミメクサカゲロウの写真
上から

生態

食べ物や餌(エサ)は?

幼虫はアブラムシなどの他の商昆虫などを捕食する肉食性です。

成虫は糖蜜にやってくるのを確認しているので、ミツや甘露などを食べているようです。

アミメクサカゲロウの写真
夜間、糖蜜に寄ってきたアミメクサカゲロウ

景色に溶け込む見事な隠れ方

薄く平たい印象の羽は、葉裏などに隠れると葉っぱの葉脈と馴染んでとても見つけづらくなります。

アミメクサカゲロウの写真
見事に隠れています。
アミメクサカゲロウの写真
光があたって姿が浮かび上がりました
アミメクサカゲロウの写真
光があたってないところは葉っぱに馴染んでますね。

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アミメカゲロウ目(脈翅目)まとめ カゲロウ図鑑

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この記事を書いた人

村松佳優

昆虫写真家/講師/カメラマン/ムシミルの運営。

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カメラマンやイベント運営などに携わりながら、大学の講師やクリエイターの支援活動もし、次代の育成にも力を入れて活動しています!
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