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シンジュキノカワガ

シンジュキノカワガの写真

写真ギャラリー

木にくっついているとよく馴染む

周りの素材を使って見つかりにくい繭(奈良)

繭から出てきた羽化できなかったサナギ(奈良)

腹部は明るいオレンジ色でとても派手

前脚がフサフサなのが可愛い

体を細めると木にそっくり

コブガ科まとめ 瘤蛾図鑑

シンジュキノカワガってどんな虫?

中国が原産で、ニワウルシ(シンジュ)の移入に伴って日本に入ってきたと考えられていますが、北海道から九州まで広い範囲で見られます。

木の枝にくっついて、細めた羽を閉じてじっとしていると意外に見つけにくいです。

冬は越せないと言われていましたが、暖冬の影響などもあるのか1月や2月に成虫に出会っています(奈良)。

コブガ科

昆虫の分類でチョウ目があり、その中で一般に蛾(ガ)と呼ばれる仲間になるのですが、その中の分類で更に細かく「コブガ科」があって、そこに含まれる一種です。

シンジュキノカワガの特徴

オリーブっぽいモノトーンの配色ですが、脚が見えたり羽が広がると派手な明るいオレンジ色が美しいです。

シンジュキノカワガの写真
上から
シンジュキノカワガの写真
横から
シンジュキノカワガの写真
元気いっぱい
下の羽や腹部はとても派手

環境に溶け込む繭(まゆ)

成長した幼虫は、繭を作ってその中でサナギになります。
繭を作るときに、その場所の周りの素材を一緒に編み込むので、繭を作る場所によって色や質感が変わります。

環境に溶け込む見事な擬態です。

シンジュキノカワガの写真
繭があるのわかるかな?
シンジュキノカワガの写真
少し角度を変えて立体的に見ると繭があるのがわかります。

分布や生息環境

北海道から南西諸島まで見られる昆虫です。
中国原産で、エサとなるニワウルシの輸入に伴って、日本に一緒に入ってきたと考えられています。

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この記事を書いた人

村松佳優

昆虫写真家/講師/カメラマン/ムシミルの運営。

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カメラマンやイベント運営などに携わりながら、大学の講師やクリエイターの支援活動もし、次代の育成にも力を入れて活動しています!
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