写真ギャラリー
ハガタベニコケガってどんな虫?
コケガの仲間で、紅系の色彩と鋭いキバのような模様が特徴的でキレイな成虫です。
幼虫は地衣類を食べて成長します。
束感のある毛を持った姿はまるでモップのようで、頭部を隠していたら幼虫と気付けないかもしれません。

ヒトリガ科
チョウ目の中で一般に蛾(ガ)と呼ばれる仲間ですが、その中の分類で更に細かく「ヒトリガ科」に含まれる一種になります。ちなみにこの「ヒトリ」は「一人」ではなく「火取」と書きます。これは、ヒトリガの仲間の多くに走光性があり、光に集まってくる習性から名付けられました。
その中でも、ハガタベニコケガは「コケガ亜科」に分類されています。
生態や成長
幼虫
モップのような束感のある毛が特徴的な黒い幼虫です。
刺激を受けて丸まった姿は、まるでイソギンチャクのようで面白いです。
幼虫の餌(エサ)は地衣類です。
飼育したときは、コケや見つけた場所の近くにあったキノコっぽいものを色々入れておいたら繭になってくれました。



繭
成虫
黄色から紅色の色彩が美しい成虫になります。

ヒトリガの仲間をもっと見る!
ヒトリガ科まとめ 火取蛾図鑑

関連記事(一部広告含む)