小さな命に輝きを感じる瞬間を「月刊ムシミル」

44号「月刊ムシミル」昆虫クイズの解説

昆虫をテーマにしたクイズ!

月刊ムシミルでは昆虫を題材にしたクイズ、「ムシミルクイズ」を毎月掲載しています。
第44号では春から見られる幼虫がどんな成虫になるのかを選ぶクイズを出題しています!

こちらは、クイズの内容をもっと詳しく解説したページになります。

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さぁ、全問正解できたかな?

Q1.幼虫がどんな成虫に成長するのか結んでみよう!

44号クイズ画像

解答A-3、B-1、C-2

正解を結ぶとこんな感じです!

44号クイズ解答画像

解説

3種ともアブラナ科の植物で見つかるイモムシです。

Aの幼虫は言わずと知れたモンシロチョウの幼虫で一般的に「アオムシ」と呼ばれるイモムシです。
しかし、似た幼虫が並ぶと全部アオムシなので悩むかも知れません。
モンシロチョウの幼虫は側面に黄色い点々模様が並んでいるのが特徴なので、他のアオムシとの区別点になります。

Bの幼虫はヨトウガの幼虫です。
シロチョウの仲間の幼虫ではないんですね。
シルエットが他の二種と比べてポテッとしていて、お尻のほうが少し幅広でボリュームを持っています。
ヨトウガなどのヤガ科のイモムシに多く見られるスタイルです。
慣れてくるとチョウの幼虫じゃないのが雰囲気でわかってきますよ!

Cの幼虫はツマキチョウの幼虫です。
成長すると、側面に白い筋が入ったようなデザインで、上下で色が別れたツートーンカラーに見えますね!
44号では特集の昆虫図鑑にも登場したので、そちらでも見てみてくださいね!

見つかる植物は?

モンシロチョウの幼虫や、ヨトウガの幼虫はキャベツ畑などでもよく見られますが、ツマキチョウの幼虫はキャベツではあまり見かけません。
ツマキチョウの幼虫は菜の花のイメージがありますが、他にもコマツナなどでも見られるようです。
ヨトウガいもむしは食性がかなり広いので、あちこちで見られるイモムシです。

さぁ、正解できたかな??


今月のクイズはこれでおしまい!
ちょっとでも楽しみながら昆虫のことを知ってもらえると嬉しいですね。
また、外で見かけた時には色んな昆虫を観察してみてください!

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この記事を書いた人

村松佳優

昆虫写真家/講師/カメラマン/ムシミルの運営。

昆虫の面白い!魅力たっぷり!
たくさんの人にそれを知ってもらうことで、人も昆虫もよりよい未来を築いていけたらと思ってこのサイト「ムシミル」を運営しています。

カメラマンやイベント運営などに携わりながら、大学の講師やクリエイターの支援活動もし、次代の育成にも力を入れて活動しています!
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