村松佳優 
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クロツヤマグソコガネってどんな虫？
コガネムシの仲間なのですが、動物のフンに集まるところからフンチュウの仲間として認識されることが多いです。
奈良公園ではたくさん見られるようですが、他の地域では数を減らしています。
コガネムシ科
昆虫の分類に硬い羽を持つことが特徴の甲虫（コウチュウ）目があります。クロツヤマグソコガネは、その中の「コガネムシ科」の一種です。この仲間にはカブトムシやハナムグリ、カナブンなど有名な昆虫がたくさん含まれています。
フンに集まる習性から「糞虫（フンチュウ）」の仲間として呼ばれたりもします。
糞虫（フンチュウ）とは？
主に哺乳類の新鮮なフンに集まる昆虫のことです。動物が消化できない成分を食べて分解してくれるので、生態系の分解者として重要な役割を持っています。
クロツヤマグソコガネの特徴
似た種類に「トゲクロツヤマグソコガネ」がいますが、そちらは胸部と腹部の間のところ、腹部の方に小さなトゲがついています。
クロツヤマグソコガネの生態
食べ物や餌（エサ）
動物のフンに集まるフン食性の昆虫です。
遊牧地や林の中の開けた場所で、牛糞やシカ糞によく集まってきます。
クロツヤマグソコガネの分布や生息地
本州から九州まで見ることのできる昆虫です。
国外では済州島や朝鮮半島にも分布しています。
関東や九州では、以前よりも個体数が減っているようです。
奈良公園ではよく見られます。
フンチュウの仲間をもっと見る！
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綺麗な写真をたくさん使って紹介していますので、他の昆虫も是非ご覧になってください。
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フンチュウの仲間まとめ 糞虫の図鑑
コガネムシ科まとめ 黄金虫図鑑
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