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クロスジギンヤンマってどんな虫?
ギンヤンマと並んでよく見られるヤンマの仲間ですが、周りが樹林に囲まれた止水域などに多く見つかるトンボです。
都市部などで見られるギンヤンマと比べて、キャンプなどで少し自然の多いところに行くと、クロスジギンヤンマが多くなってきます。
ギンヤンマとは同じくらいか一回り大きいくらいの印象で、名前の由来にもなった胸部の黒筋模様が特徴的です。

ヤンマ科
昆虫の分類の中にトンボ目があります。その中にヤンマ科は含まれていてクロスジギンヤンマはその中の一種になります。他にもマルタンヤンマやコシボソヤンマなどが同じ仲間になります。
ギンヤンマの特徴
オスもメスも胸部に太い黒条(こくじょう)があります。
オスは腹部に水色の斑紋が目立ちますが、メスは緑色になります。
しかし、メスでもたまに水色模様が出ているものが見つかります。
成虫





ヤゴ
成長すると50mmほどになり、腹部が膨らんだヒョウタンのような形をしています。


生態や成長
食べ物や餌(エサ)
幼虫も成虫も肉食です。
ヤゴの時代は水中で他の昆虫や、大きく成長すると小魚なども捕食します。
成虫は素早い動きで飛び回り、他の昆虫などを捕食します。


ヤゴ(幼虫)
トンボの幼虫をヤゴと言います。
ヤゴは水中で生活し、他の水性の生物を中心に捕食して大きくなっていきます。

おしりの方にミズムシが歩いています。
脱皮殻
羽化した時の脱皮殻です。


分布や生息地
北海道から南西諸島まで全国的に見られるヤンマです。
平地から丘陵地の、周りに樹林があるような池や沼で見られます。
浮葉植物が茂ったような環境を好んでいます。
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ヤンマ科まとめ トンボ図鑑
