小さな命に輝きを感じる瞬間を「月刊ムシミル」

51号「月刊ムシミル」昆虫クイズの解説

昆虫をテーマにしたクイズ!

月刊ムシミルでは昆虫を題材にしたクイズ、「ムシミルクイズ」を毎月掲載しています。
第51号では近い仲間を当ててみるクイズです!

こちらは、クイズの内容をもっと詳しく解説したページになります。

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さぁ、正解できたかな?

ヒメアカタテハと同じ「タテハチョウの仲間」を選んでみよう!

51号クイズ画像

解答 A、B、D、E

解説

今回特集されたヒメアカタテハはタテハチョウの仲間です。

チョウ目(鱗翅目/りんしもく)と呼ばれるグループの中で「タテハチョウ科」として世界で約6000種ほどが知られています。

マダラチョウの仲間、ジャノメチョウの仲間、ドクチョウの仲間、イチモンジチョウの仲間などが含まれる大きなグループで、日本でも100種類ほどが生息しています。

ちなみにヒメアカタテハは「タテハチョウ科」の「タテハチョウ亜科に分類されています。

タテハチョウ科のグループ

  • A.ホシミスジ タテハチョウ科の「イチモンジチョウ亜科
  • B.ヒメウラナミジャノメ タテハチョウ科の「ジャノメチョウ亜科
  • D.ツマグロヒョウモン タテハチョウ科の「ドクチョウ亜科
  • E.リュウキュウアサギマダラ タテハチョウ科の「マダラチョウ亜科

以上がタテハチョウの仲間に分類されるチョウの仲間です!
種類が多いというのはバリエーションも豊富ということなので、色んなタイプのタテハチョウがいることがわかりましたね!

シジミチョウ科のグループ

  • C.ウラギンシジミ シジミチョウ科の「ウラギンシジミ亜科

シジミチョウの仲間は日本にもたくさんいるのですが、ウラギンシジミ亜科までしぼると日本ではウラギンシジミ1種のみが知られているグループです。
羽がオレンジ色をしたオスの写真を掲載しました。ちょっとタテハチョウの仲間に雰囲気が似ていると思ったのですが、メスはオレンジ色にならず白色の模様を持っています。

アゲハチョウ科のグループ

  • F.ギフチョウ アゲハチョウ科の「ウスバシロチョウ亜科

ウスバシロチョウ亜科は、日本で数種が知られているグループで、よく見るアゲハチョウと少し雰囲気が異なります。
シロチョウとついているのでややこしいですがアゲハの仲間で、ウスバアゲハと呼ばれることもあります。
羽の後ろについている、尾状突起(びじょうとっき)があるのはアゲハチョウの仲間っぽいですね!

日本にもいろんなチョウが生息していますが、羽を開いた状態だけで見比べると少しややこしいかもしれません。
4種とも選べた人はさすがですね!

さぁ、正解できたかな??


今月のクイズはこれでおしまい!
ちょっとでも楽しみながら昆虫のことを知ってもらえると嬉しいですね。
また、外で見かけた時には色んな昆虫を観察してみてください!

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この記事を書いた人

村松佳優

昆虫写真家/講師/カメラマン/ムシミルの運営。

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たくさんの人にそれを知ってもらうことで、人も昆虫もよりよい未来を築いていけたらと思ってこのサイト「ムシミル」を運営しています。

カメラマンやイベント運営などに携わりながら、大学の講師やクリエイターの支援活動もし、次代の育成にも力を入れて活動しています!
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