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シラホシハナムグリってどんな虫?
シロテンハナムグリと生態も形態も似ているので、樹液などに一緒に集まっているのを見かける昆虫です。
シロテンハナムグリのほうが数としては多いと思うのですが、時期や場所のタイミングなどによってはシラホシハナムグリのほうが多いこともあります。
コガネムシ科
昆虫の分類に硬い羽を持つことが特徴の甲虫(コウチュウ)目があります。シラホシハナムグリは、その中の「コガネムシ科」の一種です。この仲間にはカブトムシやセンチコガネ、カナブンなど有名な昆虫がたくさん含まれています。
シラホシハナムグリの特徴や見分け方
シロテンハナムグリと似たところが多いので、その見分け方を中心に紹介します!
シロテンハナムグリとの違い、見分け方
シラホシハナムグリとシロテンハナムグリは雰囲気がとてもよく似ています。
私も最初はさっぱりでしたが、見分けるポイントがいくつかあるので紹介します。
- 顔の凹み
- 脚(アシ)の長さ
- 後ろの羽の色
- 模様の違い
シラホシハナムグリ
一番見分けやすいポイントは頭部の形になるのですが、樹液に頭を突っ込んでいてよくわからないことが多いので実際に捕まえて確認するのが確実です。
シラホシハナムグリは大きな白斑が出るものが多いのでひとつの目安になるのですが、地味な色のものしか見られにような時はシラホシハナムグリばかりだったりもします。
シラホシハナムグリの生態
食べ物や餌(エサ)
幼虫は腐葉土などに潜って成長します。
成虫になると、樹液や果実に集まります。クリなどの花にやって来ることも。
ちょっと驚いたのが、ドングリを食べている姿を見たことがあります。
まだ青いドングリで、全然美味しそうではなかったのですが、ごそごそしていたところに穴が空いていたので食べていたのだと思います。
動物性のたんばく質も摂取するようです。
シロテンかシラホシかわかりませんでしたが、死んだカブトムシに頭を突っ込んでいるのを見たことがあります。
越冬
土中にて、成虫で越冬します。
シラホシハナムグリの分布や生息環境
日本では、本州・四国・九州で見ることのできる昆虫です。
国外では、朝鮮半島、中国、モンゴル、ロシア南東部にも分布しています。
シロテンハナムグリに混じって見られることがあるので、よく観察してみましょう!
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