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オオハサミムシってどんな虫
ハサミムシの仲間は地上を徘徊して活動しています。そのせいか、一階にある私の部屋によく侵入してきます。パソコンで作業とかしてたら、机の下を歩いていたりするんですよね。どこから入ってくるのか・・・?いまだに謎ですが、ハサミがカッコよいのでよしとしましょう。
ハサミムシの名前の由来
お尻にハサミがついているのが名前の由来です。このハサミを使って威嚇をしたり、獲物を捕らえるのに器用に使っています。
英語では「earwig」
earとは「耳」のことで、海外では寝ている間に耳から入って悪さをする虫といった話もあるんですね。
オオハサミムシの特徴
オオサハミムシは、他のハサミムシの仲間と同様でおしりにハサミがついているのが大きな特徴です。それと、頭や体が赤みのある茶色になっている部分が多いです。他のハサミムシは全体的に黒っぽい種類が多いので、その中ではかなり華やかな種類だと思います。
オスとメスの違い
オスとメスではハサミの形に大きな違いが出てきます。オスもメスもお尻の大きなハサミが特徴ですが、オスではハサミの中央くらいに棘のような突起がひとつ多いです。
オオハサミムシ科
昆虫の分類にハサミムシ目があります。その中にオオハサミムシ科があって「オオハサミムシ」は名前そのままですが、その中の一種になります。他のハサミムシの仲間同様にお尻のハサミが特徴のグループです。
狩りの様子
雑食のハサミムシですが、獲物を見つけるとお尻のハサミを使って器用に獲物を捕えます。
子育てをする昆虫
ハサミムシの仲間の多くは子育てをする習性も知られています。卵を生んだメスは幼虫が孵化(ふか)するまで、卵にカビが生えたりしないように世話をします。
オオハサミムシもその習性を持っているので、卵を生むと世話をします。しかし、世話をするのはメスだけでオスは子育てには関わりません。
不完全変態
オオハサミムシは不完全変態をする昆虫です。不完全変態とは、幼虫のときから成虫と同じような姿をしているタイプの昆虫です。
チョウチョなどは完全変態の昆虫です。幼虫であるイモムシ時代と成虫では姿が大きく異なりますね。
短翅型と長翅型
後ろ羽の短いタイプと長いタイプが現れます。後ろ羽の長いタイプは表の羽からちょっと飛び出しています。
隠れるのが好き
オオハサミムシは野外では石の下などに隠れていることが多いです。ですから、見つけて追いかけるとちょっとした隙間に潜り込もうとしていきますね。
古い呼び名
昔はトイレなどでよく見られたようで「ちんぽきり」や「ちんぽばさみ」と呼ばれたこともあったそうです。
こわっ。。。