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ニジゴミムシダマシってどんな虫?
公園で撮影をしていたら暗くなってしまったので、近くにあった木製のベンチで休んで帰ろうと思ったんです。ベンチに近づいてみると、なんとなくキラキラ光るものが動いていたので、それをよく観察してたらこのニジゴミムシダマシだったんですね。
薄暗くなった中でもキレイだったので、真っ暗になるまで撮影していました。薄暗くなった中でほんのり光っている美しい写真になりました。しかし、一匹見つけて撮影していると横からも更に一匹。その横からも。たまたまベンチにいたのではなく、ベンチに集まっていたようです。
木製のベンチだったので、そのままご飯かお家になっていたのでしょうね。
光の当たり方で見え方が変わる
油膜のように虹色に光ってキレイなのですが、味方によっては黒くてツヤツヤしているだけになってしまいます。小さな昆虫ですが、見る角度や光の当たり方で色んな表情を見せてくれる可愛いやつでした。
ゴミムシダマシ科
昆虫の分類に硬い羽を持つことが特徴の甲虫(コウチュウ)目があります。ニジゴミムシダマシはその中の「ゴミムシダマシ科」の一種です。この仲間にはオオユミアシゴミムシダマシやキマワリなどの昆虫が含まれています。
似た種類
ニジゴミムシダマシは丸っこくてテントウムシ体型ですが、ちょっとずんぐりと長くしたような「ナガニジゴミムシダマシ」もいます。更に、長くしてほっそりさせたような体型の「ホソナガニジゴミムシダマシ」という種類もいます。どれも油膜を張ったような美しい虹色の表情を見せてくれます。