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ハラグロオオテントウってどんな虫?
テントウムシの仲間の中ではかなり大きく1cmを超えるサイズ感です。
腹面が黒くなっているのも特徴で、南方に多い種類ですが、分布を広げて関東地方でも見つかっているようです。
ナナホシテントウやナミテントウなどが6mm前後くらいなので、数字だけでも倍くらい違うのですが、実際のボリューム感は数倍あるので本当に大きな印象です。
テントウムシ科
昆虫の分類で硬い羽を持つことが特徴の「甲虫目」があります。その中に「テントウムシ科」があるのですがハラグロオオテントウはこの仲間に含まれています。他にも有名なテントウムシではカメノコテントウやナミテントウ、キイロテントウなども同じ仲間です。
テントウムシ科のなかでもテントウムシ亜科テントウムシ族に分類されています。
特徴(成虫・幼虫)
大型のテントウムシで1cmを超えてきます。
胸部には2つの紋があり、羽には1-3-3(片側)の模様が並びます。
羽の縁は外側に広がるカメノコ型をしています。
ひっくり返さないとわかりませんが、腹部が黒くなっているのも特徴です。
成虫
オオテントウの違い
名前の通りで、腹面を見たときにハラグロオオテントウは黒くなっているのが特徴的で、オオテントウはオレンジ色です。
ですが、紋の入り方も違うのでひっくり返さなくても見分けられます。
ハラグロオオテントウは胸部に2つの紋がありますが、オオテントウは大きな紋が1つ入ります。
生態
食べ物や餌(エサ)
クワキジラミなどを捕食する肉食性のテントウムシです。
分布や生息地
本州から九州まで見られる昆虫ですが、暖地性の強い種類です。
ですが、関東の方でも見つかるようになっているようです。