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ルイスホソカタムシってどんな虫?
細長い体が特徴的で、ここまで細長く進化した甲虫はとても珍しいです。
樹木を枯らす原因になるキクイムシを捕食する生態が知られ、木の中にいるキクイムシを捕食するために細長い体を手に入れた昆虫です。
アトコブゴミムシダマシ科
昆虫の分類に硬い羽を持つことが特徴の甲虫(コウチュウ)目があります。ルイスホソカタムシはその中の「アトコブゴミムシダマシ科」の一種です。この仲間にはツヤナガヒラタホソカタムシやアトコブゴミムシダマシなどの昆虫が含まれています。
ルイスホソカタムシの特徴
細長い体をしているのが特徴です。
腹部が特に長くなっています。
ルイスホソカタムシ
生態
食べ物や餌(エサ)
キクイムシの仲間を捕食する肉食性です。
木材の中に穿孔(せんこう)したキクイムシの坑道に侵入するために細長い体に発達したようです。
捕食するキクイムシのサイズによって、その地域の個体の大きさにも変化が見られるようです。
益虫
「ナラ枯れ」とを起こす原因となる病原菌を媒介するカシノナガキクイムシを捕食します。
その天敵として、樹木を守ることにも役立っています。
分布や生息環境
本州、四国、九州に生息しています。
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