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ヒゲナガカミキリってどんな虫?
大型のカミキリムシで触角がとても長いのが特徴的です。
特にオスの触角はとても長く、体長の3倍程度にもなります。
もともとが大型なので、とても迫力があるんですよ。
初めて見たときも、そのボリューム感に驚きました。
大きいので、力も強いですし触るのもちょっとドキドキしましたね!
夜行性で、ライトなどにもやってきますが、大きな甲虫が飛んでくるのでびっくりします。
カミキリムシ科
コウチュウ目に含まれるグループで、日本では約900種類が知られています。するどく発達したアゴは細い枝なら噛みちぎってしまうものもいます。その様子からカミキリムシ(髪切虫)と名付けられました。他にも長い触角を持つものが多いのも特徴です。
ヒゲナガカミキリの特徴
名前にもあるとおりに触角の長さが一番の特徴です。
脚も長く、木に捕まるのに発達してきたんでしょうね。
その長さは、メスでは体長の2倍程度ですが、オスでは3倍ほどの長さにもなります。
体色ではオスは黄色い模様が入って、黒い光沢のあるボディです。
小型のオスでは、淡い褐色の斑紋が入ったメスのような色彩のものも現れます。
メスは黄色い模様と、淡い褐色の斑紋が特徴です。
オス♂の写真
脚(アシ)
脚が長いのも特徴的ですが、その脚の先を見てみると、前脚は幅広で毛もたくさん生えているのがわかりました。
生態や成長
食べ物や餌(エサ)は
成虫はモミなどの針葉樹の衰弱木や伐採木にやってくるのが観察されます。
樹皮や葉っぱなどカジッていると思われますが見たことは無いです。
幼虫は枯れ木や、衰弱木の枯れた部分からも見つかるようで、その中を食べて成長します。
分布や生息環境
日本では北海道から九州まで見ることのできる昆虫で山地で見つかります。
山地でよく見られる昆虫なので、普段の生活ではなかなか見ませんが、生息地では普通に見られるようです。