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クルマバッタ

クルマバッタの写真

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クルマバッタってどんな虫?

大型のバッタで、トノサマバッタに雰囲気が似ています。
しかし、環境の整った場所でしかあまり見られないので、都市部で見かける機会の少ないバッタでもあります。

似た名前のクルマバッタモドキがいますが、そちらの方があちこちで見ることができるのでちょっとややこしいですね。

羽を開いたときに、後翅(こうし)に入った車輪のような黒い帯模様が名前の由来になっています。

クルマバッタの特徴

クルマバッタの写真
クルマバッタの写真
横から
クルマバッタの写真
上斜めから
クルマバッタの写真
斜めから
クルマバッタの写真
脚のトゲ。蹴られたら痛そう。
クルマバッタの写真
後翅にはキレイな黄色と黒色の模様。
クルマバッタの写真
上から

生態(食べ物やフン)

食べ物や餌(エサ)

イネ科の植物を中心に食べる植物食です。

フンは細長い繊維質を感じる形状をしています。

クルマバッタの写真
クルマバッタの糞

卵(タマゴ)

泡状に包まれた卵を産卵します。
普通は地面の下に生みます。

クルマバッタの写真
枯れ葉に卵を産み付けていましたが、あまりうまくいかなかったようです。

分布や生息環境

本州から南西諸島まで広い範囲に分布していますが、環境の整った場所に行かないとなかなか出会えないバッタです。
郊外の短草地などを好んで生息しています。

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この記事を書いた人

村松佳優

昆虫写真家/講師/カメラマン/ムシミルの運営。

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カメラマンやイベント運営などに携わりながら、大学の講師やクリエイターの支援活動もし、次代の育成にも力を入れて活動しています!
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