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チャバネアオカメムシってどんな虫?
丸みのある身体で、色彩のコントラストが美しいカメムシです。果樹などの害虫としての一面も持っているので、注意も必要です。
チャバネアオカメムシの特徴
茶色い羽
丸みのある体と、緑のボディに入った茶色い羽が特徴的です。よく似ている種類にヒメチャバネアオカメムシがいますが識別は難しいようです。
冬場には「越冬型」で体色が茶色くなります。
カメムシ科
昆虫の分類にカメムシ目があります。その中に含まれる「カメムシ科」の昆虫のことでチャバネアオカメムシはその一種になります。たくさんの種類がおり、アオクサカメムシやアカスジカメムシなどが知られています。
チャバネアオカメムシの生態
餌(エサ)や食べ物は果実の汁など
色んな植物の汁を吸って生活するのですが、時にナシなどの果実も食害することがあるようで、害虫として警戒されています。
明かりに寄ってくる「走光性」
夏場などは明かりにも寄ってくるのを見かけます。光に向かっていく習性のことを「走光性」と呼んだりします。
枯れ葉の下などで成虫越冬「色が違う個体が見つかる」
チャバネアオカメムシは緑色の体色に茶色い羽が特徴的なのですが、越冬している個体は色が変わっているものがたくさん見つかります。
日照時間の長さで冬を感じて体色が茶色くなったり赤っぽくくすんできたりするようです。
とういことは、春になったらまた緑色になるのでしょうか?春が楽しみですね!
写真の越冬型はゴマダラチョウの幼虫などがいないかと落ち葉をめくっていた時に見つけました。他にもツマグロオオヨコバイなどが飛び出てきましたよ。