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こどもの森とえほん広場に出店してリアルイベント体験してきました!

「こどもの森とえほん広場 (ODP主催)」というクリエイターが集まって、絵本やグッズの物販やワークショップを体験するイベントが大阪南港のATCで開催されました。emergence(エマージェンス)というショップを運営しているので、そのメンバーで出店した感想や良かったことなどまとめます。

こどもの森とえほん広場とは?

大坂のクリエイターたちが様々なジャンルで集まったイベントです。参加クリエイターはグラフィックデザイン、イラストレーター、空間デザイン、絵本作家、印刷会社など多岐にわたりとても見ごたえのある出店者になっていました。「こどもの森とえほん広場」ということで、たくさんの絵本が自由に読める空間と絵本作家さんたちが集まるブース。ワークショップで親子で楽しめる空間。その間を埋めるように多彩な物販のブースが並んでいました。

こどもの森とえほん広場のイベントコンセプト引用

グラフィックデザイン、イラストレーション、空間デザインなど、さまざまなジャンルで活躍する大阪のクリエイターたちが集い、多彩なクリエイティブに出会えるイベント『ODP こどもの森とえほん広場』。 親子で絵本をゆっくり読めるスペース、クリエイターによる絵本の展示販売、そして、ワークショップやオリジナルグッズ・フードの販売まで。個性豊かなクリエイティブを集めた“森”をイメージした空間で、つくる楽しさ、さわる驚き、みつける喜びに出会ってください。

ODP こどもの森とえほん広場

ODP こどもの森とえほん広場webサイト

オリジナル雑貨販売のカテゴリーで出店しました!

ODPとは?

大阪のクリエイターの独立・創業を支援するインキュベーション施設で、色んなイベント企画やセミナーなど積極的に大坂のクリエイターを盛り上げようとされています。

ODP 大阪デザイン振興プラザのサイト

https://www.osaka-design.co.jp/

emergence(エマージェンス)として出展してきました

出店の経緯

emergenceのショップを運営するメンバーから個人的に出店のお知らせをもらったがグループで出店するのはどうか?と話を持ちかけられのがきっかけです。私も個人的にやってきたことはありましたが、emergenceとしてリアルのイベントに出たことはなかったので、メンバーで話し合って出店を決めました。

emergenceとは

フリーランスやクリエイターの支援活動をするプロジェクトですが、活動の一環としてメンバーでCtoCのネットショップを運営しています。ショップの名前も「emergence」にしています。

生き物をテーマに、今は昆虫のグッズと海洋生物のグッズを取り扱っている尖ったショップです!

目標

今回は準備期間があまり取れなかったので、参加するかどうかは勢いで決めたところがあります。他にもやりたいことが多いので、このイベントに参加して売上が立つのか、自分たちが得られるものは何かをメンバーで話し合いました。そこで最後にまとめたのがこれです。

・リアルイベントの体験(経験値を積む)
・現在の作品ラインナップの反応(テストマーケティング)
・リアルで自分たちのことを知ってもらう(PR)
・たくさんの作家さんとのつながりつくりたい
・せっかくなので普通に楽しむ(笑)

しっかり考えておかないと、楽しそうだからやろっかな。って感じになっちゃうので事前にまとめたんですが、やっぱり楽しんでいこーってなりましたね!

他にはどんなショップが?

オリジナル雑貨販売

私達が出店したのはここですね! イラストレーター、デザイナー、ハンドメイドデザイン、ハンコ作家など多様なクリエイターが集まっていて、 グッズの種類やバリエーションも豊富でした!初日は知り合いもそんなにいなかったのですが、交流会で知り合ったっクリエイターさんたちとの交流も含め二日目はとても充実しました。

僕たちが出したお店の雰囲気はこんな感じですー!
今回人気だった光を透かすと色が出てくるしおり

ワークショップ

こじんまりとしたのを想像してたのですが、かなり本気のワークショップがたくさん展開されていました! 缶バッジを作るものや、金属に刻印を叩き入れてオリジナルのネックレスをつくるもの、塗り絵、アクセサリー、書道などすごく盛り上がってました。初めて見るようなワークショップもあって、自分のお店のことが気にならなければもっとやりたかったかもです。塗り絵のワークショップのブースでは似顔絵も描いてくれるサービスをやっていたので描いてもらいました!

幸せクローバーのはっぴぃさんのブースで描いてもらった似顔絵


似てますかね??ナナフシでお願いしますとか言わなくて本当に良かった。。。

絵本の展示販売

えほん広場では、絵本のデザイナーや作家さんたちがたくさん集まってました!面白かったのが、出版されているものから、まだ出版されていない手作りの絵本まで並んでいたことです。ここでしか読めない絵本や、作家さんから直接絵本に対する思いを聞くことができたのはとても楽しかったです。

売れたのか?

正直あまり売れませんでした。初日では、まずは見てもらう立ち止まってもらう時点で難しいと感じました。二日目はみんなが興味を引くもの、つい寄ってきてしまうものと考えてディスプレイを改善しました。その結果、初日よりかなりのお客さんと話をすることができて、どんなものに興味を持つのか?どんなものなら買っていってもらえるのかの雰囲気をつかむことができました。初日で勉強したことを次の日に活かせて本当に良かったです。

良かったことと反省点

良かったこと

リアルの店舗の準備に、慣れてるメンバーもいたけど慣れてないメンバーもいたのでとても良い経験になりました。
興味を持ってもらいやすいグッズとあまり手にとってもらえないものがはっきりとわかれたので、そこらへんの雰囲気がつかめたのもよかったです。
イベントに参加したクリエイターで初日の最後に交流会もあったのでたくさんの人とつながりをつくることができて、たくさんのお話を聞けたのが良かったです!僕はジャンルが違っても、その人の話を聞いたりするのがとても好きなので楽しかったですね!
暇な時間もありましたが、メンバーでお店のことについてディスカッションする時間がたくさん取れたのは有意義でした。
それと、にぎやかな雰囲気で普通に楽しんでました(笑)

反省点や改善点

これはわかっていたことですが、在庫がないので売上はそもそも取れません。だから目標にも売上に関する部分は入れてないのですが、他のクリエイターさんの話を聞いているとこのイベントが終わったら取引先に納品するものもあるみたいです。そういったつながりがあると、在庫に行き場が出てくるのでたくさんの面白いものを作ることができそうです。
PRの部分では、どうやったら通行人の足を止めることが出来るのかが難しかったです。ディスプレイの改善で二日目は劇的に興味を持ってくれるお客さんが増えたのは良かったですが、今は買わなくても興味を持ってくれたお客さんに渡せるショップカードかチラシがあってもよかったと思いました。
お客さんに声をかけるタイミングが難しかったですね。声を掛けるとどっか行っちゃう人もいたので。
ポップ作ってなかったので、そんなのも準備できると良かったです。

まとめ

イベントを通して多くの経験を積むことができました!ショップのアイテムを増やすことをまずはやっていきたいですが、実際にお客さんや他のクリエイターさんと交流できるのはリアルなイベントならではです。また機会があれば参加したいですね!

最後に、初日の暇だった時に描いたナナフシの色々。ちなみに全部幼虫。
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この記事を書いた人

村松佳優

昆虫写真家/講師/カメラマン/ムシミルの運営。

昆虫の面白い!魅力たっぷり!
たくさんの人にそれを知ってもらうことで、人も昆虫もよりよい未来を築いていけたらと思ってこのサイト「ムシミル」を運営しています。

カメラマンやイベント運営などに携わりながら、大学の講師やクリエイターの支援活動もし、次代の育成にも力を入れて活動しています!
詳細なプロフィールはこちらのページで御覧ください。
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