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キボシツツハムシってどんな虫?
黄色い星の模様
体長は小さいハムシですが、黒色ベースに黄色い星がだいたい8対あるのが特徴です。個体によっては変異も大きいので7対に見えたりもするそうです。
似た種類のムツキボシツツハムシ
近似種にはムツキボシツツハムシがいます。そちらの紋の数は6対しかありません。
ハムシ科
昆虫の分類で甲虫(コウチュウ)目があります。ハムシ科はそのなかに含まれる甲虫の一群でキボシツツハムシはその一種になります。ハムシ科には他にアカガネサルハムシやカメノコハムシの仲間などもいます。主に葉っぱについているのが見つかる昆虫なので「葉虫」と呼ばれてきました。同じ呼び方をしても「羽虫」とはちょっと違います。
フンで包んだ卵
メスはフンで包んだ卵を地表に落とします。幼虫はそのフンの殻に入って地表で生活をする変わった習性を持っています。食べているのは、腐植質のものなどを食べて生活しているそうです。
似た習性を持つハムシに「クロボシツツハムシ」がいます。そちらのページでは、クロボシツツハムシが卵をフンで包んでいる様子も観察することができました。
クロボシツツハムシが卵をフンで包んでいる
変異も大きい
本州から南西諸島まで見ることのできるハムシですが、南西諸島の個体は特に変異が大きいようなので、たくさん見つけると面白いかもしれません。
ハムシ科まとめ 葉虫図鑑
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