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オキナワイモサルハムシ

オキナワイモサルハムシの写真

写真ギャラリー

オキナワイモサルハムシ(石垣島)

オキナワイモサルハムシの銅色の個体(石垣島)

オキナワイモサルハムシってどんな虫?

くくり猿に似ているハムシ

サルハムシの仲間の「サル」とは一体何なのでしょう?それは、昔から日本で願掛けの縁起物である「くくり猿」の形に似ているところから名付けられたようです。

ハムシ科

昆虫の分類で甲虫(コウチュウ)目があります。ハムシ科はそのなかに含まれる甲虫の一群でオキナワイモサルハムシはその一種になります。ハムシ科には他にクロウリハムシやカメノコハムシの仲間などもいます。主に葉っぱについているのが見つかる昆虫なので「葉虫」と呼ばれてきました。同じ呼び方をしても「羽虫」とはちょっと違います。

サツマイモなどを食べる

名前にも「イモ」と入っていますね。イモサルハムシの名前のとおりにイモ類などのヒルガオ科の葉っぱに好んでついたりするようです。あんまりサツマイモの葉っぱなんかを食べると農家さんに嫌われてしまいますね。

銅色の体色

銅色のものもいるが、赤銅色や緑青色のものなどの変異があるようです。

イモサルハムシとの違い

羽の横側に不規則なシワがあるのがオキナワイモサルハムシの特徴になるようです。分布ではイモサルハムシは北海道から九州まで見られ、オキナワイモサルハムシは南西諸島でしか見られないので参考にして良さそうです。

ハムシ科まとめ 葉虫図鑑


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この記事を書いた人

村松佳優

昆虫写真家/講師/カメラマン/ムシミルの運営。

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