毎月昆虫に出会える!「月刊ムシミル」

サイトの名前「ムシミル」に決定!ロゴを新しく作りました!

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「Jewel Insect Life」 から 「ムシミル」へ

サイトの名前を「Jewel Insect Life」 から 「ムシミル」へ変更しました!
それに合わせてロゴとマークも作成したので、変更した経緯や決めた理由を紹介します。
覚えやすい名前になったので、

ムシミルでちょっと虫を眺めてみよう!」

「調べたい昆虫がいるけどムシミル一回のぞいてみるか。」

「昆虫の面白い話、ムシミルに載ってないかな?」

みたいな感じで、親しんで使ってもらえるようにこれからも更新していきます!

サイトの名前を変えようと思ったワケ(課題からブレスト、決定まで)

決定!!「昆虫写真図鑑 ムシミル」

最終的にはムシミルに決定しました。
他にも、たくさん案があってクリエイターの方たちとディスカッションしてイメージを固めながら作っていきました。

なぜ変更したのか?課題

2018年末から1年ほど「Jewel Insect Life」 としてサイトの運営をしてきました。
昆虫は、小さくても一生懸命に生きている姿がとても強く輝いていると思っていたので、そのイメージを宝石に例えてつけた名称です。
作家としてWebサイトを持つので、カッコ良いものにしたいとの思いもありました。

しかし、1年も運営しているといろんな課題が見えてきます。

  • 名前を覚えてもらえない
  • 名前を思い出せないので検索できない
  • カッコ良いけど親しみがない
  • 長いので呼びにくい
  • Jewel beetle(タマムシ)とややこしい

上のような問題があったんですね。
覚えてもらえないってのはデータを調べれば「Jewel Insect Life」で探してる人がいないってことがわかるんですね。
1年運営して覚えてもらえないってのはちょっと悲しい気持ちもありました。

新名称のブレスト(アイデア出し)

ですから、思い切ってサイトの名前を変えることにしました。
以前の名前もこだわりや想いを持っていたので、変更する決断はかなり勇気が必要でした。
でも、変えるなら早いほうが良いと思って決めました。

せっかく変えるのなら良いものにしたいとので、一人で考えずにデザイナーやクリエイターの人たちに手伝ってもらってブレストから始めました。
ブレストはアイデア出しみたいなイメージです。

アイデア出しのポイント

  • キャッチーなものにしたい
  • 覚えやすいもの
  • 3~5文字程度
  • 親近感(身近に感じて欲しい)
  • できれば日本語
サイト名のブレストのホワイトボード
書き出したホワイトボード

ブレストの案

ピカコン、ムシボシ(虫星)、コンスタ(昆虫スタジアム)、ムシピカ、ムシポン、ムシポヨ、ムシパコ(虫箱)、ムシバコ(虫箱)、ムシタマ、ムシスタ、キミムシ、むしプリ、虫むしムシ、ピカ虫、ムシコン、ムシコレ、ゆる虫、ゆる昆、むしのむらまつ、ピー昆、俺虫・オレムシ(俺の昆虫がこんなに可愛いわけがない)、夢虫空間。

いっぱい出ました!

ここからアンケートも取って有力候補を絞っていきます。
意外な案に多くの票が入ることに・・・

残った案

  • ムシバコ
  • ムシコレ
  • ゆる虫
  • 俺虫・オレムシ(俺の昆虫がこんなに可愛いわけがない)
  • 夢中空間

ここからは検討が始まります。
意見を出してくれた人たちのイメージを聞いて、自分のサイトにはどのようなタイトルが合っているのかを詰めていきます。
単純に票が多かったら決めるというわけでもないんですよね。

ムシバコは、昆虫がWebサイトという箱の中に入っているイメージです。開くとたくさんの昆虫の情報が詰まっている昆虫の箱で「ムシバコ」ですね!悩んだのは、ちょっと標本箱を連想するのと、子供向けの昆虫関連グッズのネーミングっぽいとの意見がありました。

虫コレは「昆虫コレクション」のことで王道なイメージがあります。図鑑のイメージにもぴったりはまっている印象。
ただ、王道は全然良いのですが、現在でもネーミングでかぶっているものや、今後も同じネーミングで競合する可能性もあると思いました。

ゆる虫は、気軽に虫を眺めてみてもらいたいというのと、その印象で虫を怖いと思うイメージを払拭できたらという狙いもあります。親しみ感はこの中では一番強いのではないかと。しかし、内容は別にゆるくないよな。って感じもあります。

俺虫・オレムシ(俺の昆虫がこんなに可愛いわけがない)はライトノベル小説のタイトルのオマージュですね。長いですが、漢字二文字にできるのは一番短くて良いかもしれません。サイト名から自信も感じられて良いという意見もありながら、ちょっと上からに聞こえるのではないかとの意見も。
発案者のプレゼンが良かったので票が一気に伸びました。

夢虫空間はアンケート取った後に出てきた案なので票は入っていないのですが、「夢中」と「夢虫」をかけていて面白いのと、サイトに広がる昆虫の世界を空間と捉えるイメージが面白いと思いました。しかし、無虫空間のもじりなのとちょっと名前が長いのが気になりました。

意見交換もしながらイメージを固めていきましたが、正直どれも決め手に書けている印象でちょっと悩んいました。
そして気づきますかね?
この時点で「ムシミル」無いんですよね。

実は、あるデザイナーさんがこのブレストの後にポツッと言った一言から生まれます。

デザイナー「昆虫を見るサイト・・・ むしみる・・・」

私「・・・・・・・・えーやん!!」

キャッチーで覚えやすく、短くて言いやい上に親近感も感じられる印象です。
同じサイト名やサービスなどがないか調べてみると、競合するものも特に無いしこれはいける!!となりました。

決定!!「ムシミル」

ブレスト必要なかったやん!?と思うかもしれませんが、それがあったからイメージを固めていくことができました。
言葉の印象も一人で考えていると自分のイメージに凝り固まってしまうので、多角的な意見交換ができたのは本当に良かったです。
裏話ですが個人的には「ムシバコ(虫箱)」が一番いーかなって思ってました。子供向けグッズっぽいって意見が出たのは自分では気づかないイメージだったんですね。

ロゴの紹介とボツ案、最終調整のポイント

ムシミルロゴ修正その3完成

こちらが決定したロゴです!

デザイナーには、入れたい情報だけ伝えたのですが、たくさんの提案をいただいて検討していった結果、良いものが出来上がりました!

デザイナーからの案

ムシミルのロゴラフの画像
ムシミルのロゴ案

ラフ案を出してもらって、検討しながら方向性を考えていきました。
左の2列が一番はじめの案です。そこから左にマークと右にロゴの入る方向性に決めていきました。
その方向性で3列目がバリエーションと新案です。
デザイナーがアイデアで遊び始めたので、蜂(ハチ)の顔に絞って提案を出してもらったのが4列目です。

ハチの顔の中から一番右上の案で詰めていくことにしました。
どのロゴも面白いものになっていきそうな良いアイデアでしたが、作っていきたい方向性や運用していく流れを考えて決めています。

ひとつひとつディスカッションしていった流れは面白い話だと思うのですが、かなり長くなるのでここでは割愛します。


ロゴ制作の裏話/note

ここで割愛した裏話をnoteというサービスで公開しています。
ロゴ制作で不採用の裏話。ムシミル誕生!!


こちらでは、検討したポイントだけ紹介!!

  • Webサイトに入れ込んだ時のバランス
  • 子供っぽくならない
  • ムシミルを単語として認識してもらう
  • 検索しやすい
  • マークとロゴのバランス
  • マークとロゴは分割しても成立する
  • マニアックすぎない
  • 私の好み

もっと考えていたことはあるのですが、大事なところを絞っていくとこんな感じです。
デザイナーがこっちのイメージをかなり飛び越える提案をしてきてくれたので毎回楽しかったです(笑)

最終的な調整

このデザインを詰めていきます。
※ムシミルロゴ案の一番右上のもの

ムシミルロゴ修正その1

にぎやかですが、右に「mushimiru」を入れることでバランスが取りづらくなりロゴマークとして安定感がありません。


ムシミルロゴ修正その2

別案と組み合わせすっきりとさせました。
最後に、文字とマークのバランスを整えてもらいます。

追加の修正点

・触角の位置は本物っぽいのですが、マークの安定感を出すために付け根の位置を修正してもらいました。
・マークと文字の大きさを調整。
・書体とのバランス的に触角の印象が強いので若干細く直してもらいました。
・他、全体的調整


完成!!

ムシミルロゴ修正その3完成

マークの触角の付け根を修正することで、マークとしてのバランスを整えるだけでなく、触角から複眼にかけてのS字の流れができることで、左右対称のデザインでありながら流れを感じることのできるものになりました。
目の中の白い点を調整して、こっちを「見ている」感じが強まりました。
太さや大きさを調整してもらうことで左上から右下に流れる印象が、左下から右上に流れる印象に変わりました。

細かな部分まで調整してくれたデザイナーには感謝です☆

まとめ

新しい名前にロゴも作成して心機一転です!
昆虫に楽しく触れることのできるWebサイトにしていきますので、これからもムシミルをよろしくおねがいします☆

担当してくれたデザイナー

今回のロゴは思っていたより、かなりよいものができあがりました。
デザイナーには感謝しか無いのですが、やっぱり専門でやってきた人は凄いですね!
今回のデザインを見て、これを作ってくれるデザイナーに興味があるや依頼したい場合は僕から紹介しますので良かったら問い合わせやTwitterなどから連絡ください。

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この記事を書いた人

村松佳優

昆虫写真家/講師/カメラマン/ムシミルの運営。

昆虫の面白い!魅力たっぷり!
たくさんの人にそれを知ってもらうことで、人も昆虫もよりよい未来を築いていけたらと思ってこのサイト「ムシミル」を運営しています。

カメラマンやイベント運営などに携わりながら、大学の講師やクリエイターの支援活動もし、次代の育成にも力を入れて活動しています!
詳細なプロフィールはこちらのページで御覧ください。
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