毎月昆虫に出会える!「月刊ムシミル」

キバガ科まとめ 牙蛾図鑑

キバガ科とは?

チョウ目に含まれるグループで、ガの仲間になります。
全世界に分布して4000種以上が知られている大きなグループで、日本でも80種ほどが生息しています。

成虫は台形で、羽の縁は波打ったりえぐれているのが特徴的です。
幼虫は、葉っぱを折り曲げた中で生活するものが多く見られ、種類によっては葉っぱや枝の中に直接潜るものもいます。

キバガ科の写真ギャラリー
Gelechiidae

※クリックすると各ページに飛べます。写真と詳しい説明があります。

キバガの名前の由来

キバガは漢字で書くと「牙蛾」となります。かっこいい。
これは、成虫の頭部から伸びる下唇鬚(かしんしゅ)と呼ばれる部分が、牙のように突出しているようにみえるところから名付けられたようです。
ただし、キバガの仲間でなくても同じような特徴を持ったガ類もいるので注意したいですね。

参考:カバイロキバガの下唇鬚(かしんしゅ)

カバイロキバガの写真
カバイロキバガ

ガの仲間をもっと見る!

ガ類まとめ 蛾の図鑑

ガの特集バナー画像
関連記事(一部広告含む)

この記事を書いた人

村松佳優

昆虫写真家/講師/カメラマン/ムシミルの運営。

昆虫の面白い!魅力たっぷり!
たくさんの人にそれを知ってもらうことで、人も昆虫もよりよい未来を築いていけたらと思ってこのサイト「ムシミル」を運営しています。

カメラマンやイベント運営などに携わりながら、大学の講師やクリエイターの支援活動もし、次代の育成にも力を入れて活動しています!
詳細なプロフィールはこちらのページで御覧ください。
TwitterInstagramもやっているのでフォローや応援してもらえたら嬉しいです(^^)