コバネイナゴってどんな虫?
羽が短いのが特徴
何と比べて羽が短いというのでしょうか?一つの基準は後ろ足(脚)の膝(ひざ)の部分より短いということです。
そして、イナゴの仲間で「ハネナガイナゴ」もいます。ハネナガの羽は膝より長いのですが、ハネナガと比較して短いというのもありますね。
しかし、ややこしいことに極端に羽の短い個体や、ハネナガイナゴのように羽の長い個体も出現するので注意が必要なのだそうです。
バッタ科
昆虫の分類でバッタ目があるのですが、その中に「バッタ科」があります。コバネイナゴはその中の一種です。バッタ目には、他にキリギリスやケラの仲間なども含まれています。バッタ科の近い仲間ではトノサマバッタやクルマバッタなどが有名です。
イナゴの佃煮
一般的に見られるイナゴですが、昔から人との関わりの中で食べられてきたりもしました。有名なのはイナゴの佃煮ですが、そこで食べられているのはコバネイナゴであることが多いようです。
体の色の変化と変異
年をとると全体が黒く変色する個体が出てくるようです。若い個体でも背中の色には変異があり、緑色、茶色、紅色の三種類が知られています。紅色を一度見てみたいと思っています。
バッタ科まとめ 飛蝗図鑑
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