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コアオハナムグリってどんな虫?
緑色の体
緑色のことを昔は「青」と表現していた名残で名前に「アオ」と入っているのですね。信号の「赤・黄・青」も実際には緑ですよね。「青々とした緑」なんて表現も使いますね。
体色は他にも赤銅色のものや黒色のものなどもいるが、背中には毛が生えていて、ちょっとふわっとした印象になっているので見分けはつけやすいと思います。
色彩の変化
花に潜るコガネムシ
コアオハナムグリはキク科の植物を混んで食べるようで、ヒメジョオンなどの花に飛んできて花粉を食べていたりしています。ユリなどの花にも潜り込んでいたりするのですが、そうやって花に頭を突っ込んで食事をする様子から花潜り(はなもぐり)が語源になって名前の由来になっています。コガネムシの仲間の中でもよく見られる種類です。
樹液などにもやってくる
樹液などにもやってきて他の昆虫と仲良く食事しているところも観察できます。
コガネムシ科
昆虫の分類に硬い羽を持つことが特徴の甲虫(コウチュウ)目があります。コアオハナムグリはその中のコガネムシ科の一種です。この仲間にはカブトムシやカナブンなど有名な昆虫がたくさん含まれています。
分布や生息地など
北海道から南西諸島まで全国的に見られる昆虫です。春から初夏に多く見られ、ちょっとした草原から公園まで色んな所で見かける普通種です。林の中で樹液にやってきたりもします。