アゲハチョウとキアゲハの違いがわかるかな?
月刊ムシミルでは昆虫を題材にしたクイズ、「ムシミルクイズ」を毎月掲載しています。
創刊0号では、大人でも間違えやすいアゲハチョウとキアゲハを比べてクイズを出題しました!
(ここでのアゲハチョウは「アゲハ」「ナミアゲハ」と呼ばれる種類です。)
クイズの内容をもっと詳しく解説したページになります。
全問正解できたかな?
月刊ムシミルを申し込んでみたい → 昆虫知る見る「月刊ムシミル」
LINEからお試しで「創刊0号と1号」がダウンロードできます!
LINE登録はこちら
Q1 どっちがアゲハチョウの成虫かな?
Q1.答えは 「A」!!
アゲハと一言でまとめても、実は色んな種類がいます。
アゲハチョウとキアゲハはパッと見が似ているチョウチョですが、じっくり観察するとその違いが見えてきます。
並べて比べてみると色々違いがあるのですが、外で観察するとわからなかったりします。
覚えておくとよい一番のポイントは、羽のつけ根の模様です。
アゲハチョウは羽のつけ根の模様が「白色と黒色の線状」になっています。
キアゲハは「一様に黒い色」をしています。
ちなみに反対側(羽の裏)から見た場合は、
・アゲハチョウは白黒模様
・キアゲハは黒色ではなく黄色
になっています。
ここだけしっかり抑えておけばアゲハとキアゲハの違いはばっちりです!
Q2 どっちがアゲハチョウの幼虫かな?
Q2.答えは 「B」!!
アゲハチョウの幼虫は有名なので、この問題は正解できた人が多いのではないでしょうか?
特徴的なのは「眼状紋(がんじょうもん)」と呼ばれる赤いお目々のように見える部分です。
イラストやキャラクターでデフォルメされているものは、この模様が大きく描かれていたりするのですが、実際には体の模様なんですね。
本物の目は体の先にある頭部に点々がいくつか見えますが、その部分です。
幼虫のうちは単眼(たんがん)と呼ばれるお目々が左右に数個ずつついてるんですね。
キアゲハの幼虫はアゲハの幼虫とは全然似ていませんね。成虫はあんなに似ているのに。
しましま模様が特徴的で、全体にオレンジ色の模様が入ります。
Q3アゲハチョウの幼虫はどっちの葉っぱを食べるかな?
Q3.答えは 「A」!!
最後の問題は、幼虫の食べ物です!
チョウに限らず、昆虫は種類によって食べるものが決まっているものが多いです。
アゲハチョウやキアゲハも同様で、幼虫が食べる葉っぱは大体決まっています。
アゲハチョウの幼虫は「ミカン類の葉っぱ」を食べるので、庭にミカンの木を置いていたり、鉢でベランダに置いていたりするとアゲハチョウが飛んできたりします。
キアゲハはパセリやニンジンなどの「セリ科」の葉っぱを食べるので、家庭菜園などでそういったものを育てているとやってくることがありますよ!
今月のクイズはこれでおしまい!
ちょっとでも楽しみながら昆虫のことを知ってもらえると嬉しいですね。
また、外で見かけた時には観察してみてください!
月刊ムシミルを申し込んでみたい → 昆虫知る見る「月刊ムシミル」
LINEからお試しで「創刊0号と1号」がダウンロードできます!
LINE登録はこちら
ムシミルのトップへ!
ムシミルではたくさんの昆虫の面白い!を届けていきます。
綺麗な写真をたくさん使って紹介していますので、他の昆虫も是非ご覧になってください。
これからもムシミルをよろしくお願いします!