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マメクロアブラムシってどんな虫?特徴は?
黒いアブラムシです。
テンサイやギシギシ、ソラマメなどについていることの多いアブラムシです。
特定の植物についているアブラムシが多い中でマメクロアブラムシは「多食性」のアブラムシでいろんな植物につくことがあるのが特徴です。
見つけた場所はカラスノエンドウで、ソラマメヒゲナガアブラムシに混じって小さなコロニーを作っていました。
たまたま、そこにいただけかもしれませんが、ソラマメにもつくことと多食性であることからカラスノエンドウも食べるのかもしれません。
ソラマメの葉裏などで見つかることが多く、暗褐色から黒褐色で光沢がないのが見分ける1つのポイントになります。
似ているマメアブラムシという種類も黒いアブラムシですが、ツヤツヤした光沢があります。
アブラムシの奥は冬が近づくとオスが生まれて交尾をして卵を産みますが、このマメクロアブラムシは幼虫を産むメスだけでずっと過ごしています。
マメクロアブラムシの分布や生息地
ヨロッパ原産と考えられていますが、日本で初めて確認されたのは1992年で栃木県で見つかったようです。
他にも北海道や大阪でも見つかっており、日本のかなり広い範囲に生息して入ると思いますが、はっきりとした記述がみつけられなかったので生息地の欄は空白にしています。