マルカメムシ

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マルカメムシの写真

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凛々しい雰囲気です

目が赤くてかっこよい顔をしていますね

集団でいるのをよく見かけます

長細い口を伸ばして汁を吸っている

幼虫の時は成虫より平べったく、毛が多いのがわかります

幼虫は透けた感じで見つかりにくそうです

脱皮殻

成虫のマルカメムシ

サクラで見つけたマルカメムシ(大阪)

マルカメムシ科まとめ 丸亀虫図鑑

マルカメムシってどんな虫?

小さく丸いカメムシの仲間で、一見カメムシと気づきにくそうです。
しかし、カメムシ特有のニオイを出すことで知名度もある昆虫です。

マメ科の植物などによくついていますが、よく飛ぶので家の中に入ってきたりもします。
クズがたくさん生えているところではたくさん見つかりますね。

マルカメムシ科

昆虫の分類にカメムシ目があります。その中に含まれる「マルカメムシ科」にマルカメムシは含まれています。丸っこい玉のようなデザインをしていますが、顔をよく見てみるとカメムシの仲間の雰囲気があります。

マルカメムシの特徴

丸っこい

まんまるということもないですが、他のカメムシと比べてかなり丸っこいです。台形に丸みをもたせたような小さなカメムシです。アップで見ると目の色が赤色でカッコ良いですね!

マルカメムシの写真
マルカメムシは丸っこい体に赤い目をしています。なんだかかっこよいですね!

生態

ニオイを出す

街中でも見られるし、人家周辺にも出てきます。そのせいか時折洗濯物についていたりして、うっかり触ってしってニオイが問題になることがあります。

害虫になる?

クズの葉や茎などによくついていますが、マメ科の農作物にもついていることがあり害虫とされてしまいます。しかし、茎などを中心についていることが多いのでかなり増えない限りはそんなに作物に被害は出ないとされています。

他にも、においを出すことで不快害虫として嫌われることもあります。

マルカメムシの写真
クズの茎について汁を吸っているマルカメムシです。

集団になる

同じ場所に集まることが多く、集団になっているのをよく見かけます。

マルカメムシの写真
マルカメムシはこのように何匹か集まって集団を形成していることが多いです。しかし、一匹でちょこちょこと歩いている姿もよく見かけます。

母親からの共生細菌のお弁当

マルカメムシは産卵する時に、卵と一緒に黒いカプセルを産み付けます。この中には、マルカメムシの腸内で共生関係にある「イシカワエラ」という細菌が入っているのです。

卵から孵化したマルカメムシの赤ちゃんは、この黒いカプセルを探して口をつきたて細菌を取り込みます。この細菌との共生関係は食べるものから成長、繁殖まで影響しているんですね。

ある実験では、このカプセルを別のものと入れ替えると(イシカワエラでない細菌に変えると)同じダイズを与えても、孵化率が著しく減少したとのことです。このカプセルを通じて、母親から子供に細菌を継承することで成長を促しているのです。不思議な話です。

成長

幼虫

幼虫の時は丸っこいというよりは、成虫と比べると平べったい印象のほうが強いかもしれません。
毛が全体的に生えているので、植物の毛に紛れている感じがしますね。

マルカメムシの写真
マルカメムシの幼虫。
マルカメムシの写真
葉が透けると見つかりにくい!?
マルカメムシの写真
脱皮殻。死んでいるのかと思いました。

成虫

マルカメムシの写真
マルカメムシの成虫。

分布や生息環境

日本では本州から九州まで見ることのできる昆虫です。
クズが生えている場所などでよく見られる昆虫で、家の中に入ってきて見つかることもあります。

マルカメムシの仲間をもっと見る!

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この記事を書いた人

村松佳優

昆虫写真家/講師/カメラマン/ムシミルの運営。

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カメラマンやイベント運営などに携わりながら、大学の講師やクリエイターの支援活動もし、次代の育成にも力を入れて活動しています!
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