写真ギャラリー
セマダラマグソコガネってどんな虫?
コガネムシの仲間なのですが、動物のフンに集まるところからフンチュウの仲間として認識されることが多いです。
冬に活動的な種類のようで、2月に公園を散歩していたら飛んでいるのを見かけて捕まえてみました。
小さいけど、可愛らしいコガネムシです。
コガネムシ科
昆虫の分類に硬い羽を持つことが特徴の甲虫(コウチュウ)目があります。セマダラマグソコガネは、その中の「コガネムシ科」の一種です。この仲間にはカブトムシやハナムグリ、カナブンなど有名な昆虫がたくさん含まれています。
フンに集まる習性から「糞虫(フンチュウ)」の仲間として呼ばれたりもします。
糞虫(フンチュウ)とは?
主に哺乳類の新鮮なフンに集まる昆虫のことです。動物が消化できない成分を食べて分解してくれるので、生態系の分解者として重要な役割を持っています。
名前の由来
マグソはウマの糞のことです。
馬糞(ばふん)など、動物のフンに集まる習性をが名前に反映されていますね!
セマダラマグソコガネの特徴
背中に小さなまだら模様が入っているのが特徴的で巣が、その模様には変化があります。
セマダラマグソコガネの生態
食べ物や餌(エサ)
動物のフンに集まるフン食性の昆虫です。
都市近郊の河川敷や公園などのイヌ糞や人糞などで普通に見られ、里山などでは牛糞、サル糞、タヌキ糞など色んな動物のフンに集まります。
セマダラマグソコガネの分布や生息地
北海道から九州まで見ることのできる昆虫です。
国外では、朝鮮半島、中国、ロシアなどで見られます。
8月をのぞいて年中見ることのできる昆虫ですが、冬の間に個体数が多くなります。
フンチュウの仲間をもっと見る!
ムシミルではたくさんの昆虫の面白い!を届けていきます。
綺麗な写真をたくさん使って紹介していますので、他の昆虫も是非ご覧になってください。
これからもムシミルをよろしくお願いします!