ニワハンミョウ

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ニワハンミョウの写真

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素早く警戒心が強いので近づくのは難しい(京都)

ニワハンミョウ(京都)

6紋のタイプ(京都)

地味な配色が背景に馴染んでいる(京都)

ニワハンミョウってどんな虫?

山歩きをしているとよく見かけることのできるハンミョウです。
山道をすばしっこく動いている地味めな色の昆虫がいたらニワハンミョウかもしれません。

オサムシ科

昆虫の分類で硬い羽を持つのが特徴の甲虫目があります。その中にオサムシ科がありハンミョウの仲間はその中に含まれます(ハンミョウ科とされていることもあります)。この仲間は地表性で地面を歩いたり走ったりしているものが多く、美しい姿をしているものもたくさん知られています。ハンミョウの仲間はその中でも特に俊敏に獲物を捕らえるハンターです。
ハンミョウの種類としては「コニワハンミョウ」「ミヤマハンミョウ」「ルイスハンミョウ」「コハンミョウ」「ナミハンミョウ」などが知られています。

ニワハンミョウの特徴や見分け方

ニワハンミョウは模様の変化の大きい種類です。
6紋、4紋、2紋、無紋までバリエーションに富んでいますが、一番良く見かけるのは6紋のタイプかと思います。
紋の数では、無紋か2紋のハンミョウは他にあまり見かけられないので、本種である可能性が高いですよ。

ニワハンミョウの写真
ニワハンミョウの6紋のタイプ。

コニワハンミョウとの違い

お尻の方に入っている紋が、お尻の先の方まで入っているものはコニワハンミョウです。
ニワハンミョウはお尻の先の羽の先は白くなりません。
名前は似ていますが、そういった違いから見分けるのは難しくありません。

アイヌハンミョウも模様が似ているのですが、コニワハンミョウと同様でお尻の先に白い模様が入るので見分けるのは難しくありません。
どちらかと言えば、アイヌハンミョウとコニワハンミョウのほうが似ています。

※関東以北では、お尻の先にも白い模様の入る個体が見つかっているそうなので注意が必要です。

ミヤマハンミョウとの違い

ミヤマハンミョウは6紋のタイプがとても良く似ています。
顔の特徴で、上唇(顔のアゴでない白い部分)が四角っぽいのがニワハンミョウ。
ミヤマハンミョウでは三角形で前に張り出します。

ニワハンミョウの生態や成長

幼虫の頃は地面に穴を掘ってその中で生活しています。
穴の入り口から頭を出して近くを通りかかった他の昆虫などを捕らえて食べます。

成虫になると俊敏に動き回って他の昆虫を捕らえます。

分布や生息地

北海道から九州まで見られ、海外では朝鮮半島にも分布します。
平地から山地まで見られるようですが、少し山に入った裸地、川原、路上などでよく見られます。

ニワハンミョウの写真
地味な色彩が、山道などでは見つけにくい。

ニワハンミョウは飼育できる?

成虫、幼虫ともに肉食なので飼育の難易度は少し高めです。
成虫を飼育する場合はミールワームや赤虫などを与えてあげるとよいでしょう。
生魚の切り身などにも食いつきますが、傷みやすいのでこまめに取り替える必要があります。
ハンミョウは飛ぶので、ケースを開けると隙間から逃げることもあるので注意が必要になります。

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ハンミョウの仲間(オサムシ科)まとめ 斑猫図鑑

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この記事を書いた人

村松佳優

村松佳優

宝石のように輝く小さな命を写し止める昆虫写真家。
昆虫の魅力を伝えることで、その未来を輝かせることをテーマにしている。
カメラマンやイベント運営などに携わりながら、大学の講師やクリエイターの支援活動をしながら次代の育成にも力を入れている。
詳細なプロフィールはこちらのページで。

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