クモガタテントウ

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クモガタテントウ

クモガタテントウってどんな天道虫?

名前の由来は「雲模様」

クモガタとは「雲形」のことで、この名称ははっきりしない模様の様子を表しています。
クモガタテントウは黒色から茶褐色や黄褐色の模様が複雑に入っているので、その様子がまるで雲のようにはっきりしないように見えたのだと思います。

太陽に向かって飛んでいくのが由来の「天道虫」ですが、クモガタテントウはよく葉っぱの裏で休んでいるのを見かけます。

菌食性のテントウムシ

クモガタテントウは菌食性のテントウムシで「うどんこ病菌」を食べています。
うどんこ病菌は作物にもつくので益虫ですね!
葉っぱの上で口や触角をもしゃもしゃ動かしながら歩いている様子が観察できます。

クモガタテントウ
何かを探すようにもしゃもしゃしながらちょっとずつ移動していた

小さなテントウムシ

サイズはかなり小さく2mm程度しかありません。
拡大してみると複雑な模様が美しいテントウムシですね!

卵は何個かまとめて産む

何個かまとめて生んだりもするのですが、一個だけぽつんと産んでどこかへ行ってしまうこともあります。
そんなにこだわりはないのかもしれません。
産みたての卵は白くてキレイな色をしています。

クモガタテントウの卵

クモガタテントウの卵
クモガタテントウの卵

北米からやってきた外来種

1984年に東京港付近で見つかったのが最初の記録になります。
北米が原産とされていて、日本に入ってきて定着してしまったのですね。

生息地や分布

関東から入ってきましたが、今では関西の方でも太平洋側を中心に広がりを見せており、福岡県で記録されたこともあるようです。

カビが生えていた

クモガタテントウを見ていると何かついていました。
ゴミのようにも見えるし、産み付けられた卵のようでもあるし、ケガをしてめくれたようにも見えます。
拡大してみてみるとバナナを細くしたようなものが並んでついています。

調べてみると、これは「ラブルベニア」と呼ばれる寄生性のカビの仲間だそうです。
テントウムシに付着することで運んでもらおうとしているのですかね?

クモガタテントウに何かついている

クモガタテントウとラブルベニア(カビ)
クモガタテントウとラブルベニア(カビ)

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概要

写真ギャラリー

葉っぱの裏で休んでいる(大阪)

サクラの葉っぱの裏(大阪)

葉っぱの上のお散歩中。葉脈と比較するとクモガタテントウが小さいのがよく分かる(大阪)

葉っぱの上をもしゃもしゃしながら移動していく(大阪)

顔をよく見てみると先の膨らんだ触角や、三角をした小顎髭(こあごひげ)がテントウムシの顔だ(大阪)

横から見たところ(大阪)

持ち上げたお尻はキュートだ(大阪)

クモガタテントウの卵(大阪)

複雑に入り組んだような模様が特徴的だが大きく見ないとわからない(大阪)

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この記事を書いた人

村松佳優

村松佳優

宝石のように輝く小さな命を写し止める昆虫写真家。
昆虫の魅力を伝えることで、その未来を輝かせることをテーマにしている。
カメラマンやイベント運営などに携わりながら、大学の講師やクリエイターの支援活動をしながら次代の育成にも力を入れている。

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