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シロホシテントウ

シロホシテントウの写真

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テントウムシ科まとめ 天道虫図鑑

シロホシテントウってどんな虫?

てんとう虫も種類によって模様は様々ですが、白い星のてんとう虫もいます。
その一種がこのシロホシテントウで、この白い紋タイプのてんとう虫では一番良く見られる種類です。

テントウムシ科

昆虫の分類で硬い羽を持つことが特徴の「甲虫目」があります。その中に「テントウムシ科」があるのですがシロホシテントウはこの仲間に含まれている代表的な種類です。他にも有名なテントウムシではナナホシテントウやナミテントウやキイロテントウなども同じ仲間になります。

シロホシテントウの特徴や見分け方

特徴は白い星が特徴的ですが、白い星のてんとう虫も何種類かいます。

胸の外側が透明になっているのも特徴的です。

シロホシテントウの写真
シロホシテントウの模様は前から1-2-2-1という星の並び方で、全部で12個の星模様です。

ムーアシロホシテントウやシロジュウゴホシテントウとの違い

似ていますが、星の数が違うのでしっかりと見れば間違えないと思います。
むしろ、ムーアシロホシテントウとシロジュウゴホシテントウを間違えないようにしたほうが良いですが、胸のところにもある白い紋で区別できます。

アラキシロホシテントウとの違い

シロホシテントウよりも白い星が少し大きい種類です。
見た目で見分けるのは困難で、交尾器を観察する必要があるようです。
アラキシロホシテントウは湿地環境に多い種類です。

シロホシテントウの生態

シロホシテントウの食べ物や餌(エサ)

シロホシテントウはうどんこ病菌を食べています。

シロホシテントウは益虫

うどんこ病金は農作物に被害を与えることもあるので、それを食べてくれるシロホシテントウは益虫として活躍します。

シロホシテントウの分布や生息地

北海道から九州まで見ることができ、平地から山地の広葉樹林などで見られる普通種です。

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この記事を書いた人

村松佳優

昆虫写真家/講師/カメラマン/ムシミルの運営。

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カメラマンやイベント運営などに携わりながら、大学の講師やクリエイターの支援活動もし、次代の育成にも力を入れて活動しています!
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