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アマミナナフシ(オキナワナナフシ)ってどんな虫?
見た目は全国的に生息するナナフシモドキによく似ています。ナナフシモドキを大きくしたような感じですね。しかし、単純に大きいというだけでもかなりのインパクトがある昆虫です。
ちなみに、写真のような褐色のタイプや緑色のタイプもいます。
日本最大のナナフシ
日本で一番大きいナナフシです。もちろん幼虫の頃は小さいのですが、大人になるとその大きさは150mm近くになるものもいるようです。体長は頭から腹部の先端までなのですが、脚の長さもすごいので歩いている時などはすごい迫力です。体を登ってきた時の迫力もなかなかのものです。
アマミナナフシの卵
アマミナナフシの卵は、ナナフシモドキなどと比べると長細い印象の卵です。フタになっている部分は、毛のようなものが生えていてブラシのようになっています。かなり特徴的な卵です。しかし、このような形でも地面に落ちてしまえば植物の種子などに紛れて見つからなくなってしまうでしょうね。
卵の写真
木の枝に擬態
擬態とは何かを真似することです。なんのために擬態をするのかといえば、天敵から身を守るための生存戦略です。
ナナフシは木の枝の真似をして敵から身を守っていると紹介されますが、まだ小さい幼虫の時などは葉っぱの上に普通に止まっていたりします。それはどうやら葉っぱの葉脈になりきっているようなんですね。
ナナフシは七節?
ナナフシは「竹節虫」ではなく「七節虫」と書いたりもするのですが、節が七つなわけではありません。「七」というのは「たくさんの」という意味で使われています。つまり、たくさんの節のある虫ということですね。
わかり易い例では「七転び八起き」という諺(ことわざ)があります。あれは、たくさん転んでもたくさん起き上がったら良いよね!っ意味で使われる言葉です。