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リオックってどんな虫?
インドネシアに生息するコロギスの仲間になりますが、日本で見られるものと比べると圧倒的に大きいです。
メスの方が大きいのですが、その大きさは110mmになることも。体重は130gにもなり、なんと日本のコオロギの100倍近い数値になります。
肉食性で、大きなキバ(アゴ)で他の昆虫を捕食します。その獰猛さは、鳥や小動物にも襲いかかるほどです。
その大きさと性格から「オバケコロギス」などとも呼ばれ、虫同士を闘わせる映像作品の中では「インドネシアの悪霊」のキャッチフレーズを付けられていました。
コロギスに近い仲間
リオックは、バッタ目の「Stenopelmatidae(科)」の昆虫です。日本にはStenopelmatidaeに含まれる昆虫がいないので和名がないようです。
日本にいる近い仲間だと、コロギス上科の「コロギス」や「コバネコロギス」が近い仲間です。
リオックの特徴
バッタの仲間とは思えないほどに大きな昆虫です。
肉食性で獰猛な性格も特徴的です。
オスとメスでは大きさに差があり、メスの方がかなり大きいです。
大きなアゴと獰猛さ
リオックは大きな体に大きなアゴを持っています。人間が噛まれてもかなり痛そうです。
日本で見られるようなコオロギなら、たったの一噛みで倒すことができるでしょう。
そして、その獰猛さは近くを通りかかったり、体が触れたらまずは飛びかかる気性から来ています。
大きな獲物とぶつかっても、取り敢えず襲いかかる姿は無鉄砲にも見えますが、それだけ力にも自信があるのでしょうね。
基本的な戦い方は、前脚で抑え込んで噛みつきます。
キリギリスやコロギスの仲間は、獲物を逃さないように前脚にトゲがたくさんついています。
リオックの前脚にもたくさんのトゲがあり、獲物を抑え込むのに役立ちます。
生態
食べ物や餌(エサ)
リオックは肉食の昆虫で、他の昆虫や小動物を襲って食べます。
夜行性の昆虫
基本的には夜行性と言われており、夜間に活動します。
昼間は土の中に作った巣の中でじっとしていることも多いようです。
分布や生息地
インドネシアに生息しています。
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