飼育日記シリーズは身近でみつけた昆虫の成長を観察し、生き物に興味を持ってくれる人が増えることを期待しています!
大抵の昆虫は、調べると色んな情報が出てきますが、知識として持っているだけでなく実際に観察した記録を写真と一緒に紹介できればと思っています。
幼虫・イモムシとの出会い
今は何種類ものイモムシの成長を観察していますが、その中には黒いイモムシもいます。
黒い体の色に白い模様が入っています。
このような色彩を持った昆虫は、鳥の糞に擬態していると言われるものが多いですね。
このイモムシはどういうつもりで黒白なのかはわかりませんが。
このイモムシは桜の葉っぱを食べているのを見つけたものです。
サクラはバラ科の植物で、色んな昆虫が寄ってきます。
シャクトリムシもそのなかの一種類で、サクラの枝の部分を歩いていました。
後から名前を調べました。
オカモトトゲエダシャクというシャクガ科の昆虫です。
シャクトリムシとは?
シャクトリムシとはシャクガ科の昆虫の幼虫で、漢字では「尺取虫」と書きます。
これは、まるで「尺」を取るように歩く姿からそのように呼ばれているんですね。
日本にはシャクガ科の昆虫は700種類とも言われていて、その種類の数だけ色んな幼虫がいます。
このシャクトリムシはどんな風に成長するのでしょうか?
飼育と観察記録
ここからは飼育と観察した記録になります。
5/5 黒い色のシャクトリムシは、鳥の糞に擬態しているのか?
5/6 丸まってじっとしているイモムシ
5/8 死んでしまいました
お亡くなりに。
2日前と同じ場所で死んでいるので、脱皮の準備などではなく、力尽きようとしていたみたいです。
5/11 死んだ原因がわかりました
イモムシが死ぬ原因の中でもかなりの割合を占めそうですが、寄生されていたようです。他の幼虫もやられたりしています。
この幼虫の場合は、体が黒くて中が透けて見えたりしないので全く気づきませんでした・・・。
オカモトトゲエダシャク
何になるかわからない幼虫を育てる企画でしたが、死んでしまったので調べることに。
「オカモトトゲエダシャク」というシャクガ科の昆虫で、鳥の糞に擬態していることで有名な幼虫のようです。
まとめと感想
今回の飼育と観察では一匹だけで始めたので、死んでしまったら即終了となってしまいました。
自然のことなので、寄生されていることももちろんあるので、それはしょうがないことです。
しかし、後から調べてわかった「オカモトトゲエダシャク」は、なかなか可愛い成虫になるようです。
やはりそれが見られなかったのは残念です。
しかし、初めて観察することで分かることもたくさんあるので、懲りずにいろんな昆虫の観察を通して皆さんに昆虫の面白いを届けていきたいと思います。
また昆虫が見たくなったら「ムシミル」と検索してください!これからもよろしくお願いします!
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