2019.02.16に台湾へ蝶を見に行ってきました!
台湾の旅行で、昆虫のことはもちろんのこと、旅行のおすすめポイントや困ったことや注意点などもまとめています。泊まったホテルのことも書いているので2日目3日目の記事とともに参考にしていただけたらと思います。
台湾旅行の目的
台湾は蝶(チョウ)の楽園
実は台湾はチョウの楽園!!台湾ではたくさんのチョウが見られるのです。台湾の面積は(36,190 km²)で、九州ほどの大きさでありながら400種類を越えるチョウに出会うことができる。日本で見られるのは一般的に250種類ほどと言われているので、その種類の豊富さに驚く。しかも、その中には台湾の方から海を渡ってきて南西諸島でだけ見られるものも多いのだ。限られた範囲でこれだけ見ることが出きると言うのは蝶の楽園と呼ぶにふさわしい。
紫斑幽谷(紫蝶幽谷/蝶の谷)が存在する
今回の目的は「紫斑幽谷」と呼ばれる蝶の集団越冬地。100万匹を越えるマダラチョウの仲間が冬を越すために集まってくる、世界で二ヶ所しか知られていない場所のひとつ。しかし、悲しいかな最近ではチョウの数もどんどん減っているらしい。政府も協力する形で保護活動も行われているようなので実を結んでほしい。
このサイトを見つけたのが今回行くことになったきっかけです
「2018ダブルイヤー蝶観察」
https://jp.taiwan.net.tw/m1.aspx?sNo=0003019&lid=079979
台湾では春節の時期でお祭りが盛り上がっている時期だったので、あちこちの地域で祭りが催されている。それを見るのも今回の旅の目的だ。
台湾旅行の予定!初日のミッション!
- 関西国際空港を攻略せよ!(飛行機で台湾へ行きます)
- 動物園の秘密の館へ行ってこい!(動物園の昆虫館へ行きたいです)
- 夜空いっぱいに気球を上げろ!(平溪天燈節というお祭りです。ランタン上げです)
- 体力を回復させる宿を探せ!(ホテルにチェックインするだけです)
- 台北のクエストに参加せよ!(ランタンフェスティバルを見に行きます)
これが初日のミッションになるが、なれない土地でどこまでできるか!?
MISSION.01 関西国際空港を攻略せよ!(飛行機で台湾へ行きます)
関西国際空港から「2/16 07:50」の国際線に乗るために、前日の夜から空港へ向かった。朝起きてから向かうと、ギリギリで余裕が無いと思ったからだ。一晩を空港のロビーで過ごし、早起きをして飛行機に乗った。目指すは桃園国際空港!
驚愕!時間が巻き戻された!?
台湾に着くチケットの到着時間を見ると「07:50-10:05」で約2時間かかる。しかし、飛行機は天候の関係で大きく揺れたりしてスマートフォンの時計で10路を過ぎても到着の気配はない。結局11時頃に台湾に到着。思ったより時間がかかったと思ってしばらくすると時計が1時間巻き戻されて10時過ぎになっている!?なんの魔法かと思ったら、これが「時差」だ!私の持っていたスマートフォンは自動で時間を合わせてくれる機種だったのね。
飛行機を降りると長蛇の列
飛行機を降りてみると長い長い行列で全然進まない。空港から出るまで1時間くらいかかった。しかし、パスポートなどのチェックはすんなりと通れた。日本人には優しいのだろうか。
両替の仕方はわかるか!?
両替は最初の難関である。預けていた荷物を受け取ったフロアに銀行が入っているので、そこで両替をする。2019年の2月は大体3.6台湾ドル(元)が1円位だった。10000円が2700元くらいになる。さすがに窓口の人もなれていて、パスポートの確認をしたりお金を計算したりを手際よくこなして、なんの問題もなく両替ができた。ちょっと安心した。
Wi-Fiをレンタルするぞ!
ここのサービスを使ってWi-Fiのレンタルを注文しておいた。
【台湾】無制限4GポケットWi-Fiレンタル:桃園 / 松山 / 高雄 各空港受取
https://m.kkday.com/ja/product/3598?cid=6421
空港に受け取り場所があるので、そこで受け取って帰りは空港で返す。行きと帰りが別の空港になっても返却できるので助かった。4日間借りても1000円もしなかったし、Wi-Fiはつながったほうが何かと便利だ。借りてよかったと思う。
台湾の悠遊カード(EasyCard)を手に入れよう!
台湾の地下鉄などの交通手段に使えるチャージ式のICカードが便利だった。カードの発行に100元かかるが、後は日本のPiTaPaやSuicaのように、改札などでかざすだけで交通機関が利用できる。お店や自動販売機、色んな施設でも利用できるところが多く、とても便利だった。
空港から地下鉄に向かっていくと、券売機の付近に人がたくさん集まっている。みんな悠遊カードを買うために並んでいる。台湾に来たばかりの人が並んでいるのだろうが、心配はいらない。券売機の前にはスタッフの人がいて手際よく進めてくれる。私も両替したばかりで、大きいお金しかなかったのだが、すっと受け取り、さくっと両替までしてくれてカードも買ってくれた。あれよあれよとカードが手に入った!ありがとう!
ミッション01クリア
ちゃんと台湾についたので「MISSION.01 関西国際空港を攻略せよ!」は台湾の桃園国際空港も攻略して見事に達成です!幸先が良いです!
MISSION.02 動物園の秘密の館へ行ってこい!(動物園の昆虫館へ行きたいです)
空港からとりあえず台北の中心に向かう。台北駅(台北車站/Taipei Main Station)で、近くに初日のホテルも取っている。大きな荷物をホテルに預けて動物園へ向かうか、駅のロッカーに預けるか迷ったが、駅のロッカーに預けることにした。しかし、誤算だった。ロッカーがほとんど埋まっているし、駅がとても広いので開いているロッカーを探すのに時間がかかってしまった。恐るべし台北駅。
台北市立動物園(TAIPEI ZOO)へ向かう!
台北市立動物園。100年を越える歴史を誇る動物園で、多くの人が訪れていて人気のスポットだ。ちなみにチケットを買って入ってから気づいたが、ここでも入場に悠遊カードが使える。たくさんの動物が飼育されているが、その中に昆虫館もあるのだ。当然、今回の目的は昆虫館!
しかし、ここまでなんにも食べていない。動物園に来る前に台北駅で駅弁を買っていたので、動物園のなかで食べることに。
腹ごしらえもすんだら昆虫館にまっしぐら。途中、テナガザルとかフラミンゴとかもちょっと見れて良かったけど、台湾で見れる昆虫に心踊っているのだ。そもそも、ここにたどり着くまでに予想以上に時間がかかってしまったので、1時間くらいしか時間がとれない。
とにかく昆虫館へ向かう!
昆虫館に入った!
昆虫館は、なかなか面白い展示もあったし、放蝶室でも色んな種類が飛んでいた。ケージに入った展示も色々あったが、不思議とナナフシが多かった。世界のナナフシが集合している!面白い!ちょっと蝶の種類や数も少ない時期だったが、それでも台湾での初虫である。
昆虫館で見られた昆虫の写真(一部紹介)
ケージに入ったカマキリ(昆虫館)
スジグロカバマダラ(昆虫館)
オオゴマダラ(昆虫館)
クロタテハモドキ(昆虫館)
ナガサキアゲハ(昆虫館)
リュウキュウアサギマダラ(昆虫館)
ケージで展示されていたナナフシ
飼育ケースでは、カマキリやクワガタなど展示されていたが、一番豊富だったのはナナフシだ!!一部を紹介です。
ツダナナフシ(昆虫館)
セラティペスオオナナフシ(昆虫館)
台湾旅行で見つけたチョウや昆虫館で出会った生き物まとめ
他にも台湾でみられた蝶(チョウ)やナナフシをまとめているので良かったら見てください。
昆虫館のお土産ショップ
いや~、テンション上がった。そんな状態でお土産をみたのだから大変だ。色々買ってしまった。もともと図鑑なども欲しかったからちょうど良かったのだが、初日から飛ばしすぎたか・・・
ミッション02クリア
時間は短かったけど台湾で昆虫を楽しむことができたので「MISSION.02 動物園の秘密の館へ行ってこい!」達成です!
MISSION.03 夜空いっぱいに気球を上げろ!(ランタンを上げる平溪天燈節というお祭りです)
平溪天燈節(ランタン上げ)とは
昆虫館はもっと見たかったけど、次の予定が迫っているので後ろ髪を引かれながらも先に進むことに。「平溪天燈節」というイベントが有るのですが、願いを込めて気球(ランタン)に書き込んだものを夜空に飛ばすのです!それを一斉に空に上げた光景はなかなか凄いと聞いて見に行くことにしました。
バスで目的地にたどり着けるか?
バスが出ているのですが、よくわからないのでタクシーの運転手さんに声をかけたのですが、タクシーの運転手さんにもバスに乗ったら大丈夫と言われたので結局バスで行くことにしました。目的地はバスの終点。1時間ちょっとくらいするとにぎやかな場所があって期待が膨らみます。
終点に着きました。真っ暗な山の中。バスの電気も消えたので間違いなく終点です。こんなところで降ろされたら無事に帰れる気がしません。やらかしました。さっきのにぎやかだったところが目的地だったようです・・・
バスの運転手さんも心配そうに話しかけてきてくれたのですが、どうやらバスはそのままさっきのところまで引き返すようなので、じっと待つことに。(目的地を間違えていたということで、さっきのにぎやかだったところが本当の目的地かもわからず、言葉もうまく通じないのでここは本当にどーしてよいかわからなくなりました。。。)
それでも、なんとかたどり着きました!
平溪天燈節の会場風景
ついてみると、やはりにぎやか!観光客らしき人たちもたくさん歩いていたのでもう間違いないはず!しかし、この時はすでに19時半をまわっていました・・・。一斉にランタンを上げる最後の予定は19時半。完全に見逃したと思って、一斉にランタンを上げるらしい運動場までは行かずに、祭りの雰囲気を楽しむことにしました。
ランタン上げの様子 その1
観光客を相手にしているのか、あちこちで単発のランタンを上げているのを見ることができました!大きな布に願いを書いて、それをスタッフの人がうまいことふくらませて火をつけます。手を離すと見事に空に飛んでゆきました!
ランタン上げの様子 その2
専用のスペースもあったけど、お店が並んでいる人の往来の激しい中でもあげていました。
ランタン上げの様子 その3
単発でも、何十個も上がっていくのを観るのは楽しかったですね。満足満足、とか思っていたら、遠くで一斉にランタンが飛んでいくのが見えました・・・。まじか、時刻ずれこんでたんか・・・。完全に見逃したなぁ・・・。まぁ、楽しかったからいーか。
帰りはバスの番号をチェックしていたので、そのバスが来たところですかさず乗って安心。かと思ったら、バスの運転がやばい。山道でグネグネした道路をすごい勢いで走っていく。バスは立ち乗りだったのですが、何度吹っ飛ばされそうになったか・・・。向かいからも同じ勢いでバスが走ってくるのでまじ怖かったです。地元の人は年配の人でもしっかり捕まって乗れてるのですごいです。
ミッション03クリア
なんとか現地にたどり着き、雰囲気も楽しむことができたし、ギリギリ一斉に上がっていくランタンも(豆粒のようだったけど)見れたので「MISSION.03 夜空いっぱいに気球を上げろ!」達成です!
MISSION.04 体力を回復させる宿を探せ!(ホテルにチェックインするだけです)
台北駅に戻ってホテルを探します。誤算だったのが駅のロッカーに預けた荷物が、駅が広すぎてどこにあるかわからず、まるで迷宮をさまよっているかのようでした。ロッカーを探すのには手間取ってしまいましたが、ホテルにはすんなりと到着できたので良かったです。Purple Garden(パープルガーデン)というホテルで、安めのビジネスホテルのような感じ。エレベーターが始めて見るレトロな感じで、登場員数3名。パワーはそんなにないようですが、なんだか洒落たエレベーターでした。
部屋はそんなに綺麗ではなかったですが、泊まるには充分!駅からもすぐのホテルなので立地はかなり良い場所と思います。チェックイン予定時間を越えてしまったけど、スタッフの方も親切丁寧でした。
料金は予約時点でクレジット決済してるつもりだったのが、現地払いでちょっと焦りました。うっかりです。ちなみに1泊2人部屋で2000元でした。
電源はどーなっているのか?
台湾の電源は変換器とかいらないですね。カメラの電池やスマホやWi-Fiなど充電するものが多いのでタコ足だけ持っていきました。
台湾の飲み水は大丈夫?
飲料水以外はあんまり飲まないほうが良いそうです。特に問題がなかったとしても水の質が違って(硬水とか軟水とか?)体に合わない人もいるようです。僕は歯磨きのときもペットボトルの水を使ったほうが良いと聞いたのでその通りにしてました。ぜんぜん大丈夫そうな気がしてましたけど念の為。
Purple Garden(パープル ガーデン)
ミッション04クリア
チェックインできたので「MISSION.04 体力を回復させる宿を探せ!」ミッション達成です!
MISSION.05 台北のクエストに参加せよ!(ランタンフェスティバルを見に行きます)
この時期の台湾はあちこちでランタンフェスティバルというお祭りが行われています。その中で台北のランタンフェスティバルはテレビでも取り上げられるくらいにぎやかなお祭りなのですが、ホテルについて落ち着いたら23時をまわっていたんですね。いやー、さすがに23時過ぎたら終わっているのではと思ったのですが、それでも小さな希望を胸に行ってみることにしました。現地まで行ってみると、大きな布がかけてあるとことかたくさんあって、たぶん何か展示がしてあったんでしょうね。完全に終了した後だったようです。残念。
台湾の夜の街並み
歩いていったので、台湾の夜の街並みを楽しむことはできました!
ミッション05達成ならず
完全に祭りが終わっていたので、参加するどころか、見ることも叶わず「MISSION.05」は達成ならず。テレビのニュースでだけ見ることができたけど・・・。
番外編 コンビニで晩ごはん
帰ってくると深夜だったので、この日の晩御飯は近くのコンビニにしました。台湾のコンビニでどんなものが売っているのだろうという期待もありました。行ったところは日本で言うところのファミリーマートで「全家」と書かれています。入ってすぐにおでん(唐辛子とか浮いてる辛いおでん)などの鍋が置いてあったのだが、僕が驚いたのはゆでたまごの鍋がおいてあったことだ。大きな鍋に黒い汁。そこにゆで卵がたくさん置いてあった。なんだこれはと思いながらも良い香りがしたので興味を持って1つ食べてみたのだがかなりの絶品だった。「茶葉蛋」というらしい。ほかにもコーヒーのパッケージなどは日本とは違ったオシャレな感じだった。
いろいろと変わったものがあったので買い込みすぎた。結局すべて食べきることができなかった。とても疲れた一日になったがこれで初日は終了だ。