ミンミンゼミってどんな虫?
ミンミンと鳴く声が特徴的なセミの仲間で、その特徴的な音から認知度はかなり高い昆虫です。
関東の方では夏に街なかでもよく見られるので、夏の印象がかなり強いです。
不思議なことに関西の方では、街なかにはクマゼミやアブラゼミが多くミンミンゼミはあまり見られません。
暑いのが苦手だから山地に多いという話もありますが、気温が高いのにミンミンゼミが見られるという場所も局所的にあるようで、謎の多いセミだったりします。
セミ科
カメムシ目に含まれる昆虫で、ストロー状の口で幼虫から成虫まで木の汁などを吸っています。日本には30種類ほどが生息しています。鳴くのはオスだけです。
有名なセミの仲間では、ツクツクボウシ、アブラゼミ、クマゼミなどがいます。
ミンミンゼミの特徴
頭は幅が狭くなっており、短く太い体で卵型の印象です。
透明な羽と、緑色の胸の模様などが特徴的な種類になります。
ヒグラシの仲間にも似ていますが、胸の模様が違うなどで見分けることができます。
ミンミンゼミの生態
ミンミンゼミの鳴き声
ミンミンゼミのオスは他のセミと同じようによう鳴きます。
その鳴き声はかなり特徴的で、
「ミーン、ミンミンミンミーン、ミンミンミンミーー、、、、」
と聞こえる鳴き声です。
ミンミンゼミの分布や生息地
北海道から九州まで見られるセミですが、近畿よりも西になると山の方に多くなる種類です。