写真ギャラリー
ヨツモンカメノコハムシってどんな虫?
名前の由来は?
4つの大きな黒い紋があるのが、名前の由来になっています。しかし、よく見れば紋と言っても帯状につながっていくような配色になっています。
ヨツモンカメノコハムシを上から見たところ
ハムシ科
昆虫の分類で甲虫(コウチュウ)目があります。ハムシ科はそのなかに含まれる甲虫の一群でヨツモンカメノコハムシはその一種になります。ハムシの仲間の中でもヨツモンカメノコハムシは「カメノコハムシ」の仲間と呼ばれ、この仲間は特徴的な亀の甲羅を背負ったような姿をしています。ハムシ科には他にヨモギハムシやウリハムシなどもいます。主に葉っぱについているのが見つかる昆虫なので「葉虫」と呼ばれてきました。同じ呼び方をしても「羽虫」とはちょっと違います。
大型のカメノコハムシ
国内のカメノコハムシの中では大型です。大きいと言っても、小さな世界の話なので数mm大きいとか小さいとかの話しなのですが、紋のある羽の肩部分が出っぱっているのがより大きさを強調しているように思います。
シワが多いのが特徴的
ゴツゴツした印象のシワが全体的にあります。大きさと合わせて、カメノコハムシの中では戦士のような趣きがあるカメノコハムシです。
甲羅にはゴツゴツとシワのあるヨツモンカメノコハムシ
本州へやってきた?
サツマイモの葉などを食べるのですが、流通に乗って本州に入ってきたのではないかと言われています。昔は本州では見られなかったようですし、生息域に四国が抜けているのも人為的な影響を感じますね。