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セボシジョウカイってどんな虫?
ジョウカイボンの仲間なのですが、ジョウカイボンを知らない人も多くカミキリムシと間違えることも多い昆虫だったりします。
その仲間の中でも小型で可愛い昆虫です。
名前の由来
背中(胸部)に小さな黒紋が一つあるのが特徴的で名前の由来になっています。
オレンジ色の体と合わせてわかりやすい昆虫ですが、たまに紋のないセボシジョウカイもいるようなのでちょっと注意が必要です。
食べ物、餌(エサ)は?
花にやってきてミツを食べることもあるようですが、他の昆虫を捕食することもあります。
ジョウカイボンの仲間は捕食性のものが多く、このセボシジョウカイも同じなんですね。
顔を見るとアゴも発達していて、肉食の雰囲気がありますね!
生息地と分布
本州から九州まで見ることができ、平地から里山などでよく見ることができます。
公園などでも木の茂ったあたりの樹上に止まっていたりもしますし、割とよく飛ぶので見つけやすい昆虫です。
木の枝を揺すったときに落ちてきたこともありました!
カミキリムシに似ている?
ジョウカイボンの仲間はカミキリムシの仲間と姿が似ているので間違いやすい昆虫です。
慣れてくると、なんとなくジョウカイボンの顔の雰囲気などがわかってくると思いますが、触ってみると羽がカミキリむしなどと比べてかなり柔らかいのも特徴になります。
上の画像で似ているやつを並べてみましたがいかがですか?似てますね。
ホタルの仲間?
ジョウカイボンの仲間はホタルなどが含まれる「ホタル上科」の昆虫なのでホタルに近い仲間になります。
カミキリムシなどは「ハムシ上科」に含まれる一群です。同じコウチュウ目の仲間ではありますが、見た目以上の違いがあるようです。
ですから、カミキリムシに姿が似ていると思って図鑑などを調べていてもジョウカイボンの仲間は出てきません。ホタルなどの近くに載っていることが多いんですね!
ジョウカイボンの中では小型でかわいい
ジョウカイボンやキンイロジョウカイなどは2センチほどの体長で、顔も肉食の顔でちょっといかついのですが、セボシジョウカイは1センチほどの小型の種類でかわいいです。
他にも小型の種類は多かったりしますが、頭もオレンジ色で明るい色なのもチャームポイントになっています。