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ヨツボシテントウダマシってどんな虫?
ナナホシテントウなどと似たカラーリングの昆虫で、その色味からテントウムシダマシとついてきたのだと思いますが、よく見るとそんなに似ていません。
どちらかと言えばハムシの仲間に雰囲気は似ていると思いますし、葉上などで暮らすテントウムシと比べると、石の下や樹の下に潜り込んで生活している昆虫なのでその生態も大きく異なります。
テントウムシダマシ科
昆虫の分類にコウチュウ目があります。ヨツボシテントウダマシはその中の「テントウムシダマシ科」の一種で、日本では50種類ほどが知られているようです。その中でもヨツボシテントウダマシは比較的よく見られる種類です。
他にもテントウムシダマシと呼ばれる昆虫がいる
農業ではアブラムシなどを食べる益虫のテントウムシと比較して、葉っぱなどを食害するニジュウヤホシテントウなどを「テントウムシダマシ」と呼ぶことがあります。
ヨツボシテントウダマシの特徴
黒い頭に赤黒の模様が特徴的です。
ヨツボシテントウダマシの生態
石の下や植物の根際などによく見られます。
成虫で越冬するので、冬場にダンゴムシを探していると木の下や石の下で一緒に見つかることがあります。
腐った植物などを食べるようですが、試しにキャベツを与えてみたところなかなか良い食いつきを示したので、生野菜なんかも食べると思いますが、害虫として問題になるというような話は聞きません。
ヨツボシテントウダマシの分布や生息地
本州から九州まで見ることのできる昆虫で、木の下や石の下などを探すと見つかることがあります。
資料によっては沖縄でも見つかっているようです。