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アカスジベッコウトンボってどんな昆虫?
ベッコウの色
オスは全体的に赤色の筋が入ったような美しい模様の羽を持っており、メスは黄褐色の筋の入ったものが多いトンボです。羽の先の方だけ透明になっていますね。
名前にベッコウと入っていますが、これは「鼈甲(べっこう)」のことを指しています。これは亀の甲羅のことなんですね。
ベッコウは高級な加工品としてよく知られており、本物はウミガメの一種の「タイマイ」という種類の甲羅を加工したものになります。美しい赤みを帯びた黄色をしており、その美しさから人気が高い装飾品などが作られています。
トンボ科
昆虫の分類にトンボ目があります。その中にトンボ科が含まれていてショウジョウトンボはその一種になります。シオカラトンボやアキアカネなどはトンボ科の昆虫ですね!ちなみに、トンボ目にはヤンマ科やイトトンボ科などがあり、それぞれにいろんな特徴があったりします。
日本に入ってきたのは最近
2006年頃から与那国島で見られるようになり、今では周辺の西表島や石垣島でも見られるようになりました。少しずつ分布を広げているようですね。
色彩の変化
赤色や黄褐色のものが多いです。しかし、特にメスでは成熟、未成熟でも色の濃いものや薄いものなどもおり、赤色の強いものもいます。
透明っぽい羽を持っているものや、老熟してくると黒っぽくなるものもいるようですが、全体的に色の入った筋が美しいところはそんなにかわりません。