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エンドウヒゲナガアブラムシ

エンドウヒゲナガアブラムシの写真

写真ギャラリー

顔のアップ

全体に色がマスカットグリーン

お尻の角状管と呼ばれる突起は付け根をのぞいて黒っぽくなっています

エンドウヒゲナガアブラムシ

アブラムシの仲間まとめ 油虫図鑑

エンドウヒゲナガアブラムシってどんな虫?

春先にカラスノエンドウなどで見ることができ、植物の汁を吸って生活している昆虫です。
テントウムシなどが餌としても好んで捕食するので、草むらや畦などで一緒に見ることができます。

エンドウヒゲナガアブラムシの特徴

マスカットグリーンの体が特徴的なのですが、ほとんど一色なので特徴がないと言ってもよいのかもしれません。

エンドウヒゲナガアブラムシの写真
エンドウヒゲナガアブラムシ

ソラマメヒゲナガアブラムシとの違い

同じ時期にカラスノエンドウなどで見られるので間違えやすいアブラムシですが、一度覚えるとかなり違うのがわかります。
エンドウヒゲナガアブラムシは全体がマスカットグリーンの体色をしています。
ソラマメヒゲナガアブラムシは頭部やお尻の突起が黒いことで見分けることができます。

緑一色のアブラムシは他にもたくさんいるので注意したいですが、カラスノエンドウについているアブラムシならこれで基本的に見分けられます。

エンドウヒゲナガアブラムシの写真
エンドウヒゲナガアブラムシは全体が緑色の印象。
ソラマメヒゲナガアブラムシの写真
参考:ソラマメヒゲナガアブラムシは東部やお尻の突起が黒い。

エンドウヒゲナガアブラムシの生態

寒い地域では卵で越冬するので、秋ごろからオスが生まれてメスと交尾をして産卵します。
それまではメスは単為生殖で幼虫を産みます。

エンドウヒゲナガアブラムシの分布や生息地

全国的に見られるアブラムシでカラスノエンドウなどで見つけることができます。

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この記事を書いた人

村松佳優

昆虫写真家/講師/カメラマン/ムシミルの運営。

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たくさんの人にそれを知ってもらうことで、人も昆虫もよりよい未来を築いていけたらと思ってこのサイト「ムシミル」を運営しています。

カメラマンやイベント運営などに携わりながら、大学の講師やクリエイターの支援活動もし、次代の育成にも力を入れて活動しています!
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