写真ギャラリー
イバラヒゲナガアブラムシってどんな虫?
ベランダでバラを育てていたらアブラムシがついているのを見つけました。
アブラムシにも色んな種類が居るのですが、バラにつくアブラムシなら知っている人も多いのではないかと思って興味を持ちました。
大きく拡大して見てみると、思った以上にカッコ良いアブラムシだったのでびっくりしたのを覚えています。
なかなかスタイリッシュなアブラムシです。
イバラヒゲナガアブラムシの特徴
触角と角状管(お尻から二本出てるやつ)は黒い色をしています。
尾片と呼ばれるお尻の先は淡色で黒くなりません。
観察していると、この配色はバラのトゲに似るようにしているのではないかと思いました。
バラのトゲは緑色で、少し赤みの入ったトゲになったりします。
ちょっとバラのトゲに雰囲気が似ていませんか?
イバラヒゲナガアブラムシの生態
周年バラ類で生活するアブラムシです。
5月中旬から6月上旬にかけて密度が高くなります。
野外では、ノイバラなどで見つけることの多いアブラムシで、新梢などがお気に入りのようです。
葉っぱの裏でも見つかります。
園芸目的の栽培種のバラ類にもつくことがあるので、そのような場合はバラの生育を阻害する害虫として嫌われます。
越冬(冬の越し方)
暖かい場所では胎生のメスで、寒い場所では卵越冬すると考えられています。
イバラヒゲナガアブラムシの分布や生息地
全国的に見られるアブラムシです。
アブラムシの仲間をもっと見る!
ムシミルではたくさんの昆虫の面白い!を届けていきます。
綺麗な写真をたくさん使って紹介していますので、他の昆虫も是非ご覧になってください。
これからもムシミルをよろしくお願いします!