【2019】発売された昆虫図鑑や本のまとめ

投稿日 2019-10-11
著者村松佳優

ここでは、2019年に発売された昆虫関連の本や図鑑の中からおすすめのものをまとめてみました！

昆虫図鑑もたくさんの種類が発売されており、身近で見られる昆虫のことを調べるのに役立ちます。子供向けの絵本などは子供が持っている生き物への関心を高め、教育の観点からも有効です。今年もたくさんの本が出版されていますので、2019年に発売されたものからおすすめだけをまとめています。たくさんの種類の昆虫が載っているものや、一種類の昆虫を深堀りした本までたくさん出版されています。

小学館「昆虫2」

2000種類以上の世界の昆虫

小学館から発売されている図鑑「昆虫」は昔から人気があります。日本の昆虫を調べる最初の一冊に向いているので、私も小さな頃からよくながめていました。そして今年発売された「昆虫2」では世界で見られる昆虫から2000種類も集めています。日本では見ることのできないたくさんの昆虫を見ることができますね。70分収録のDVDもポイント高いですね！

発売日	2019/6/19
金額	2,000円+税
判型/分	Ａ4判変型/70分
ページ数	207ページ

学研プラス「昆虫採集-学研の図鑑ＬＩＶＥポケットａｓｏｂｉ」

持ち歩きに便利なポケット図鑑

学研からは大きな図鑑で「LIVE（ライブ）」のシリーズがありますが、そのシリーズからポケットサイズのものが登場しました。外で観察するのに持ち歩くのに便利なサイズになっています。大きな本を持って外で観察するのは大変ですからね。観察することに重点を置いており、観察するには採集しないとわかりません。ですからこの本は昆虫採集にポイントを置いて、いろんな昆虫採集の楽しいやり方が載っています。

標本の作り方から、写真のとり方まで紹介されていますよ。

発売日	2019/7/18
金額	980円+税
判型	新書
ページ数	144ページ

泣けるぜ！昆虫　2019年07月11日発売　本体900円＋税

はじめてのむしのしいくとかんさつ　増補改訂版　

定価　本体1,200円＋税

2019年06月13日発売

昆虫のクイズ図鑑　新装版　

定価　本体850円＋税

2019年06月06日発売

講談社「昆虫-講談社の動く図鑑MOVE mini」

webアプリを使って、スマートフォンやタブレットでも図鑑を楽しめる

講談社からは「MOVE（ムーブ）」のシリーズが出ていますが、そのポケット版が登場しました。ちいさなサイズの中にも1100種類もの標本写真が掲載されています。さらにはwebアプリを利用して電子版を楽しむこともできます。

発売日	2019/7/3
金額	980円+税
判型	四六変型
ページ数	208ページ

文一総合出版「手すりの虫観察ガイド」

野外観察の新しい切り口

手すりで見られる昆虫の世界を写真とイラストで約300種類掲載しています。手すりで見られるというのは、とても身近に野外観察できる昆虫がまとまっているということです。タイトルの新しさもありますが、身近な昆虫に焦点を当てた面白い本です。

発売日	2019/6/25
金額	1,800円+税
判型	A5判
ページ数	144ページ

文一総合出版「クワガタムシハンドブック増補改訂版」

日本のクワガタムシ全種が識別可能！

2008年に発売された前作が最新の知見をもとに写真も一新し増補改訂されました。なんとこの一冊で日本に生息するクワガタムシ全種が掲載されています。識別方法だけでなく、飼育方法や採集方法までを網羅し、コラムもたくさん載っています。クワガタムシ好きなら是非持っておきたい一冊です。

発売日	2019/6/4
金額	1,800円+税
判型	新書判
ページ数	128ページ

文一総合出版「ヤゴハンドブック-水生昆虫3」

トンボの幼虫専門のハンドブック

日本では約200種類のトンボが知られていますが、その中でも121種類のヤゴ（終齢幼虫）を掲載しています。121種類も載っていたら大体のよく見られるトンボは載っていると思って大丈夫です。そして、121種類に関しては成虫の識別ポイントもちゃんと載っているので、普通のトンボ図鑑としても楽しむことができます。