昆虫をテーマにしたクイズ!
月刊ムシミルでは昆虫を題材にしたクイズ、「ムシミルクイズ」を毎月掲載しています。
第18号でも、色んな昆虫からクイズを出題しています!
こちらは、クイズの内容をもっと詳しく解説したページになります。
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さぁ、全問正解できたかな?
Q1.てんとう虫のまずい汁。どこから出てくる?
Q1.答え 「B」
てんとう虫の仲間でナナホシテントウやナミテントウなどは、まずい汁を出すことで身を守っています。
鳥などがテントウムシを食べたときに、美味しくないということをわかってもらうことで、次から狙われなくなるというわけです。
だから、派手な色や模様で危険をアピールしているんですね!
目立ったほうが食べられにくくなるということで。
ただ、そのまずい汁ってどこから出ているんだろう?
テントウムシを捕まえた時に気がついたら、手に黄色い汁がついていてびっくりするんですよね。
実際どこから汁が出ているのか?
手に汁がついてしまわないように気をつけながら観察してみました。
お尻から匂いを出す昆虫もいるのですが、テントウムシは脚の関節部分から黄色い汁が出てくることがわかりました。
写真、左側の脚のところに黄色い液体が付いてるのがそれですね。
テントウムシ捕まえるとこの汁がついちゃうので気をつけたいですね!
Q2.バッタの仲間は完全変態?不完全変態?
Q2. 答え「B」
答えは「B」の不完全変態です。
完全変態とは、チョウなどのイモムシが「蛹(サナギ)」の状態を挟んで大きく姿を変える変態様式です。
不完全変態とは、サナギなどのステージを挟まずに成長していきます。
その特徴は、生まれた赤ちゃん(幼虫、幼体)の姿と、成長した大人の姿(成虫)が似ています。
次の写真はバッタの仲間で、アカハネオンブバッタの幼虫と成虫です。
大きい小さいとか、雰囲気の違いはありますが、大人がそのまま小さくなったような雰囲気ですね。
バッタの仲間はみんな不完全変態となります。
Q3.ミノムシの仲間はどっちかな?
Q3. 答え「A」
写真の昆虫はどちらも、身を守る「巣」のようなものを作って生活します。
Aの昆虫は「キノコヒモミノガ」と呼ばれる、キノコで見つかるミノガの仲間です。
キノコくずなどを使った、細長いミノが特徴的ですね。
Bの昆虫は「マダラマルハヒロズコガ」と呼ばれる幼虫で、携帯巣(けいたいそう)と呼ばれる家を作って生活します。
ヒロズコガ科の昆虫なので、ミノガの仲間ではないのですが面白い生態です。
雑木林などで、この8の字のような携帯巣を見かけることがあるので、ぜひ覚えておいてください。
ということで、正解はAのキノコヒモミノガがミノムシの仲間でした。
よく知るミノムシとは雰囲気が違うので面白いですね!
さぁ、今回は何問正解できたかな??
今月のクイズはこれでおしまい!
ちょっとでも楽しみながら昆虫のことを知ってもらえると嬉しいですね。
また、外で見かけた時には色んな昆虫を観察してみてください!
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