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トビイロハゴロモってどんな虫?
ハゴロモの仲間と言えばアオバハゴロモが有名なのですが、このトビイロハゴロモはちょっと雰囲気が違います。
羽の先が尖ったようになって、ちょっとトゲを連想させるような見た目をしていたり、色もトビイロ(鳶色)ということで薄い茶色をしています。
アオバハゴロモ科
昆虫の分類にカメムシ目があり、トビイロハゴロモはその中のアオバハゴロモ科の一種になります。
似た種類には科の名前そのままの「アオバハゴロモ」などがいます。
トビイロハゴロモの特徴や成長
鳶色(トビイロ)の地味な色
鳶色(トビイロ)というのは鳥の「鳶(とび)」のことを指しています。
トンビと呼んだ方がしっくりくるかもしれませんね!
ピーヒョロロロロロロと鳴いて飛んでいる鳥で、海岸沿いなどの上空を飛んでいます。人の食べ物を取ったりもするので注意が必要なのですが、私も子供の頃に手に持っていたメロンパンを取られたことがあります。
話しはそれてしまいましたが、そのトンビの色から名付けられています。
白い粉がついている
ここで見つけたトビイロハゴロモにも白い粉がついています。
生まれたときについていて、取れていくのか。
生まれたときにはついていなくて、だんだんと白い粉がついていくのかわかりませんが、おそらく時間が経つと白い粉に覆われていくのだと思います。
不完全変態の昆虫
成虫になると、羽がつくことで見た目が大きく変わりますが、蛹などになるわけでもなく不完全変態と呼ばれる成長をします。
ハゴロモの仲間だけでなく、もっと広い範囲でカメムシの仲間全般も不完全変態です。
トビイロハゴロモの分布や生息環境
分布としては本州から九州まで見られる昆虫です。
平地から丘陵にかけてのイネ科植物などで見ることが出来ます。