写真ギャラリー
シロヘリクチブトカメムシってどんな虫?
名前の由来は?
成虫には体の両サイドに白い筋が入っていて口が太いのが特徴です。その白い筋が両サイドに入っているので「縁(へり)」と名付けられていますね。背中に入った雫みたいな模様の方が特徴的なのでは?と思ったりもしますが、面白い模様のカメムシです。
棘(トゲ)がある
幼虫のときにはないのですが、成虫になると胸の両サイドにはするどく尖ったトゲがついて凛々しいです。ぶっとい口を持っているのにトゲまでついているなんて攻めてますね!
カメムシ科
昆虫の分類にカメムシ目があります。その中に含まれる「カメムシ科」の昆虫のことでシロヘリクチブトカメムシはその一種になります。たくさんの種類がおり、アオクサカメムシやナガメなどが知られています。
分布を広げている
南方系のカメムシだったようですが、近年は本州まで分布を広げ、今では関東のあたりでも見られるようになったみたいです。
肉食のカメムシ
太い口吻(こうふん)が特徴的なのですが、この太い口で他の昆虫のイモムシなどを「ぶすっ」と刺して体液を吸います。
明かりに飛来する
灯火などにもやってくるカメムシです。夜のことですが家の前にもやってきていました。玄関の明かりに寄ってきたみたいです。その時はケータイで記録だけと思って撮影していたのですが、ぼやぼやの画像でも背中の模様が特徴的だったのでシロヘリクチブトカメムシだとわかりました。