ニイニイゼミ

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ニイニイゼミの写真

写真ギャラリー

木に止まっていると見つけにくい(大阪)

木の模様にそっくり(大阪)

光の当たり方で更に見つけにくく(大阪)

ニイニイゼミの顔。ダニがついていて鬱陶しそうです(大阪)

抜け殻。泥がついています(大阪)

ニイニイゼミ(大阪)

羽化して間もないニイニイゼミ。

斜めから

胸の模様が「W」

全体

顔のアップ

他のセミとはちょっと雰囲気が違いますね(大阪)

セミ科まとめ 蝉図鑑

ニイニイゼミってどんなセミ?

アブラゼミ、ツクツクボウシ、ミンミンゼミなどと比べて灰茶っぽい印象でサイズも小型です。
木についていると保護色になっているので、ちょっと見つけにくいのですが、捕まえると他のセミともかなり雰囲気が違うので嬉しくなるセミです。

何種類かいるニイニイゼミで、他の種類は分布が限定的なので、日本でニイニイゼミと言ったらだいたいこの種類になります。

ニイニイゼミは幼虫が成長するのに湿った土の環境が必要でした。ですから一時は、関東や都会の公園でかなり減少したようです。土が乾燥したところにはいないんですね。
しかし、乾燥した土にも対応してきたのか個体数が増えてきているようです。強くなったのかも知れません。
大阪の公園でも普通に見ることができますが、他のクマゼミやアブラゼミと比べると少し珍しいセミです。

ニイニイゼミは日本の漢字は当てられたものが無いようですが「ニイニイ」というのは鳴き声から変化してつけられたようです。中国語では「蟪蛄(けいこ)」という漢字でニイニイゼミの意だそうです。

ニイニイゼミの写真
ニイニイゼミ。木の雰囲気にそっくり。

セミ科とは?

カメムシ目に含まれる昆虫で、ストロー状の口で幼虫から成虫まで木の汁などを吸っています。日本には30種類ほどが生息しています。鳴くのはオスだけです。

有名なセミの仲間では、ツクツクボウシ、ミンミンゼミ、クマゼミなどがいます。

ニイニイゼミに近い種類

日本には「ニイニイゼミ」を含めてニイニイゼミ属が5種知られています。
全国的に分布するニイニイゼミ意外は島などに分布が限定されています。

  • クロイワニイニイ
  • ヤエヤマニイニイ
  • ミヤコニイニイ
  • イシガキニイニイ(環境省レッドリスト2014「絶滅危惧ⅠA類(CR)」)

ニイニイゼミの特徴

羽にはまだらな模様が入っていて、木によく馴染んでいます。ですから、羽は茶色のイメージがありますが、よく見ると模様が入っているだけで透明な部分もあります。

胸のところには橙色(たまに緑色)の「W」の模様が入っています。羽化したてなどは灰色の微毛が全体的に生えているのでちょっとわかりにくいかも知れません。

ニイニイゼミの写真
ニイニイゼミの胸の模様

ニイニイゼミの抜け殻

他のセミと比べても小さく丸っこい抜け殻です。
全体に泥をかぶっているので、簡単に見分けられます。

ニイニイゼミの写真
ニイニイゼミの抜け殻。

ニイニイゼミの成長

ニイニイゼミの卵

枯れ木に産卵されて、その年に孵化します。

ニイニイゼミの幼虫

孵化した幼虫は土に潜ります。

幼虫期間は3年と言われています。
しかし、セミの仲間は幼虫期間の多くを休んでいて成長している時期は限られていると言われているので地域によってはもっとかかっているかもしれません。

ニイニイゼミの羽化

他のセミと比べて、比較的低い位置で羽化している個体が多いようです。木の下の方などに抜け殻がついているのをよくみかけます。

ニイニイゼミの写真
ニイニイゼミの羽化。
小さな笹に捕まって出てきたようです。
ニイニイゼミの写真
羽化してまだ色が薄いですが、近くの木に登っていきました。

ニイニイゼミの成虫

羽化したては全体に灰色の微毛が生えています。
微毛が生えている時のほうが、木に止まっている時に見つけにくいです。
下の写真は少し毛が少なくなってきたので模様がはっきりと見えます。

ニイニイゼミの写真
ニイニイゼミ
ニイニイゼミの写真
ニイニイゼミ
ニイニイゼミの写真
ニイニイゼミ

寿命

幼虫期間を含めて約4年と言われています。

成虫になってからは数週間程度と思われますが、9月に入っても見られる個体がいるので1ヶ月以上生きるものもいそうですね。

ニイニイゼミの生態

ニイニイゼミの鳴き声

ニイニイゼミの鳴き声は、

「チーーーー、ジーーーー、、、、チッ、チッ、チッ、、、」

と、音程を変えながら鳴いています。

活動時期

6月の下旬から見ることができるので他のセミよりはちょっと出現時期が早いですが、活動の時期は他のセミと同じくらいで、夏前から秋の初めまで見ることができます。

ニイニイゼミの生息地や分布

日本では全国的に見ることのできるセミです。
海外では、台湾、中国、朝鮮半島にも生息します。

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セミ科まとめ 蝉図鑑

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この記事を書いた人

村松佳優

村松佳優

昆虫写真家/講師/カメラマン/ムシミルの運営。

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カメラマンやイベント運営などに携わりながら、大学の講師やクリエイターの支援活動もし、次代の育成にも力を入れて活動しています!
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