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ゴマダラカミキリってどんな虫?
胡麻斑(ごまだら)模様のカミキリムシ
胡麻斑(ごまだら)と名付けられたそのモダンな白黒模様がとても素敵で子供にも人気の昆虫です。黒い艶(つや)のある体に白い模様がコントラストも高くてとってもオシャレなカミキリムシです。
カミキリムシらしい長い触角(しょっかく)
長い触角も白黒模様のデザインになっていて、そのグラデーションがとても美しい昆虫です。モノトーンの色彩に体のツヤ感が素敵なカミキリムシです。
身近なカミキリムシ
ゴマダラカミキリは食べ物である食樹の幅がとても広い昆虫です。街路樹や公園の植樹なんかもかじってしまうので、都市部でも見ることのできる昆虫です。割と身近に見られながら全国的に分布し、大型で模様も派手でカッコいいので子供からの人気も高いですね。
私も大好きな昆虫で、飛んでいるところを見つけては走って追いかけるのですが、なかなか追いつけるものではないですね。
ゴマダラカミキリを飼育して観察してみよう!
ゴマダラカミキリを捕まえて観察するときには、新しい新鮮な枝を取ってきて切り口に湿らせたティッシュなどをつけた状態でかごに入れておくと良いですね!今は100円ショップなどで小さな一輪挿しなんかも売っっていますので、そういうものに挿しておくとちょっとオシャレで見た目にも良いです。葉っぱの部分よりも茎(くき)の部分をかじってしまうので、枝や葉が完全にしおれる前には取り替えてあげてください。
害虫として農家さんには嫌われている!?
昆虫好きには人気なのですが、幼虫から成虫まで木を食害してしまうので、果樹農家さんなどからは嫌われていたりします。枯れ木などにつく程度には問題ないのですが、生木にも産卵して幼虫が中を食べてしまいます。そのせいで木が倒れやすくなったり枯れてしまったりするんですね。だから、農家さんなどからすると割と質の悪い害虫になってしまいます。
しかし、カミキリムシの食性は生木を食べて消化できるというのはとてもすごいことです。枯れて分解されたり、腐葉土となったものを食べるものよりも食べれるものの幅が広いということなので、生存競争で有利なんですね。ですからカミキリムシの食性は進化した部類に入ってすごのです。