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オオクシヒゲコメツキってどんな虫?
コメツキムシの中では大型種で、30mmを超えるものもいます。
よく見かけるサビキコリなんかは20mmも無い程度です。
様々な樹林で観察されるので、珍しい種類ではないのですが、そんなに数は多くないとも言われています。
樹液にやってきているところを見かけたり、灯火に飛来してきたりもします。
コメツキムシ科
昆虫の分類の中で硬い羽を持つのが特徴の「甲虫目」があり、その中の「コメツキムシ科」に属しています。「オオクシヒゲコメツキ」はその中の一種です。
日本では800種ほどが知られており、体をひっくり返すと、胸と羽の部分をV字に曲げて、その姿勢を戻す反動で勢いよく飛び跳ねます。その様子がまるで米をついているようなのでコメツキムシと名付けられました。
オオクシヒゲコメツキの特徴
体の色は黒いのですが、全体に黄褐色の微毛が生えているので明るい印象を持っています。
触角がクシ状に広かっているのが特徴的で、オスの櫛歯(くしは)はメスよりも長くなっています。
オオクシヒゲコメツキのメス♀
生態
オオクシヒゲコメツキの食べ物や餌(エサ)
成虫は樹液にやってきている姿が見られます。
光にもやってくる
オオクシヒゲコメツキには走光性があり、灯火やライトトラップにもよくやってくる昆虫です。
分布や生息環境
日本では北海道から南西諸島まで全国的に見ることができるコメツキムシです。